グローバルな「浅草秘密基地」。

IMG_3402毎週月曜日にバカバカしく開催を続けている読者さんの集い『浅草秘密基地』は昨日も大盛り上がりで、ご覧のとおりの開催となった。いやいや、早い時間はタメ年を中心として10数名の日本人参加者でいつもどおりのファンキーな会話が展開された。1人、また1人と家路につき全員を見送って片づけをしていると、このステキな面々が「おー、ヒミツキチ」と来てくれたのだ。

そんなわけないよな(笑)。詳しくは書けないが、仕事でこちらに来ている方々で浅草に滞在しているとのこと。ここ数日にわたって来店してくれているそうで、英語の堪能なマスターに惚れてか店の雰囲気に惹かれてかはわからんが、とにかく陽気に遊んでくれるとのこと。他のお客さんがいなかったのをいいことに、僕とマスターも一緒にボックス席に座ってしばし国際交流を楽しんだ。英語がさっぱりの僕だが、カタカナ単語とボディランゲージでコミュニケーションは苦手ではない…はずだったが、その程度のコミュニケーション能力も最近使っておらず錆び付いていた。思えばここ数年海外に行ってないことが大きいのかもしれない。

宮崎駿さんの大ファンだと襲いかかってきた。「トトロ、トトロ」と叫ぶ。「おーっ、なかなかわかってやがる」とつぶやいていると別の男が、『千と千尋の神隠し』のキャラクターの湯婆婆をスマホに映し出して何やら訴えてやがる。「もっとゆっくりしゃべってくれ」とお願いしたが、結局僕にはあまり理解できずに終ってしまった。英語力がない上に、そもそも『千と千尋の神隠し』への理解度も低い。そこで僕は逆襲に出た。「ハヤオ、ベストムービー、ナウシカっ!!」と。すると「へっ?」てな顔をしやがったので、彼と同じようにスマホにナウシカの勇姿を映し出した。「見てない、知らない」と言う。ここが攻めどころだと王蟲を見せると、顔をしかめられてしまった。湯婆婆はOKで王蟲はNGのそのセンスは理解できなくもないが、なんとしても『風の谷のナウシカ』を見てほしい僕は説得を開始した。が、残念ながら前述のとおりコミュニケーション能力に欠ける僕は、ナウシカのすばらしい世界の片鱗さえ語れず無惨な敗退となった。うーむ、残念。

外国人観光客はおそらく今後も増加傾向が続く。喜ばしいことである。迎え撃つ我々ジャパニーズとして、夕べ得た教訓は宮崎作品の完全マスターだ。そしてその前に、英語力を真剣に考えないとイカンと痛感しながら家路についた。キチンとしたオ・モ・テ・ナ・シができないのは実に恥ずかしいことである。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

2件のコメント

  1. 何ともインターナショナルな集まりで
    盛り上がったようですね〜^^

    大阪でも開催してください(^_-)-☆

    • 大阪での開催にそろそろ本腰入れんとイカンですな。

コメントは受け付けていません。