幼少期より恐がりで、今もそのまんまな僕だ。よって今回 (vol.37) の オカルト特集 は好きじゃない (笑) 。『恐怖新聞』などのつのだじろうワールドに震え上がり、『エクソシスト』や『オーメン』に涙がチョチョ切れるほど怯えた。恐がりのくせについつい覗き込んでは後悔するなんてのを繰り返していた。チキンやヤツで、小学生の時にクラスメイトがこぞってやっていた “コックリさん” には一度も参加できなかった… なんてことを思い出した最新号である。
この特集の中で、オカルトの仕掛人として矢追純一さんにご登場いただき、6ページに渡ってインタビュー記事を掲載した。UFO、ユリ・ゲラー、オリバー君などなど、俺たちを驚愕させ続けた『木曜スペシャル』を作り上げた人物だ。現場より淡々と報告する彼の姿を、昭和40年男たちは強く記憶しているだろう。伝説的な番組について多くを語っていて、ワクワクドキドキしながらブラウン管を凝視していた幼少の自分がフラッシュバックするページだ。
昨日このブログで吉川晃司さんとダイアモンド✡ユカイさんの二人の記事が、キツイながら俺たち世代を覚醒させると紹介した。この矢追さんからもハッとさせられる言葉がある。オカルト特集ながら人生を追い込むメッセージが内包されているとはさすが『昭和40年男』だ、エッヘン。
アマゾンのジャングル取材時でのこと。約18億年前にできた直径と深さが400mという巨穴へ入り込み、恐竜の存在を調査していた。ロープを使って降りていく途中のアクシデントで、首つりのような状況になってしまったそうだ。この時を振り返ってのコメントがものすごい迫力で、心に強く突き刺さり大いに刺激させられた。さあ、その強烈な言葉を求めて今すぐ書店へと走れ!! (笑)