昭和40年男、本日発売。

IMG_3361会社にはこのように最新号が積まれている。決して返品ではないぞ(笑)。2009年より始まった『昭和40年男』の、37回目となるみなさんとの真剣勝負だ。お財布のヒモをほどけば僕らの勝ちで、その逆とならないように願っている今日だ。

これだけターゲットを絞っていて、常連さんも増えているように思えるが、成績を大きく左右するのは毎号は買わないけど表紙や中身を見て決める方々だ。加えて、いまだに初めて買ったとか見たとかいう声が発売のたびに届くのだから、広告宣伝費のない弱小出版社はつらいぜ。編集長や関わってくれている多くのスタッフたちの奮闘努力で、そうした方々へと企画や誌面を通じて攻撃し続けている。もちろん常連さんへも愛を込めてアレコレと悩む戦士に休まる日はないのだ。

待望のオカルト特集はもちろんのことながら、吉川晃司さんが登場してくれた。夢中になって見た『下町ロケット』での活躍は記憶に新しく、『さらばあぶない刑事』でも大暴れした。少々前のことになる、2013年の秋に吉川さんが主演を務めたミュージカル『SEMPOー日本のシンドラー杉原千畝物語-』では、一瞬たりとも目の離せないギュッと詰まった舞台を楽しませてくれた。

ウチの本には2度目の登場となる。前回も熱い話を聞かせてくれたが、今回もそれに増して熱い。50歳という壁を越えてなおギリギリまで追い込む男の言葉は重くのしかかってくる。それが俺たちタメ年に向けた言葉になってグサリグサリと刺さり、凡人の僕には正直キツイが、反面うれしくなってくる。必読のインタビューページだ。

もう1つ、同じように“キツイ”インタビューがある。僕自身こよなく愛する企画『ガツンとひと言。兄貴の説教』での、ダイアモンド✡ユカイ兄貴の説教だ。3つ上の先輩がまだまだ進行形と叫ぶインタビューはこれまた突き刺さり、今俺たちはまさしく正念場なんだと覚醒させてくれる。巻頭にタメ年、巻末に兄貴と配置されていて、キリッと締まった一冊に仕上がった。ぜひっ、手に取って吟味くだされ!!

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