月初を迎える度に、もっと追い込めたとの後悔と、やるぞーとの気合いが同居する。早いもので6枚綴りのカレンダーの2枚目が昨日で終った。家人には評判の悪い大相撲カレンダーが残り4枚だ。
5月っていいですなあ。なんとも爽やかな気持ちになる。お正月のために生きている僕だから1月と、夏好きの夏生まれが愛する7月と、そして♪緑が空の青さに輝いて〜(この歌詞わかります?)な5月が、僕の好きな月ベストスリーだ。新緑がキラキラしながら天に向かって突き刺さっていくかのようで、眺めているだけで清々しい気持ちになる。
新緑の美しさに加えて花も咲き乱れる。大ヒット曲となった『ハナミズキ』も写真のように今が見頃で、歌詞でも5月になっている。それにしてもこの花、可憐で控え目な感じなのに意外や意外(失礼)、アメリカの木なんですな。よくよく考えると幼い頃は今ほど街路樹に採用されていなかったのではなかろうか。いつからこんなに見かけるようになったのだろう。こうした草花のトレンドみたいなものを追っかけたらおもしろいだろうな。
一方コチラは強さを誇っている浜大根だ。桜の季節に開花して、今も多摩川の土手で咲き乱れている。大根が野生化したとか、いやそうでないとか詳細はわからないようだが、確かに根は小さな大根だ。ネットにはお料理レシピもあり、採っている女性を見かけることもある。僕もかじってみたが、確かに大根だった(笑)。コイツの多摩川での繁殖ぶりが凄まじい。その名のとおり、栄養の少ない浜で育つくらいだから土手の土は天国だろう。年々勢力を拡大していて、満開の花はキレイにはキレイなんだがちょっと脅威に感じてしまう。みなさんのご近所はいかがでしょう。
ともかく植物がもっとも美しく、生きるエネルギーにあふれる5月が到来した。枯れ始めた昭和40年男はこの元気をもらって、全力で突っ走りましょう!!