50歳にめげず夢を語ろう。

4_25今週の浅草秘密基地はしっぽり開催だった。先週はちょっとしたフィーバー(!?)で、小さなショットバーながらほぼ満席となったのに、今週はうってかわってたった6人の集いだった。48歳が1人に50歳が5人(1人は先にお帰り)の、ご覧のとおりに枯れたおっさんばかりの宴である。

大勢で笑いの絶えない宴は楽しい。一方、少人数だと1つの話題を全員で共有できてこれまた楽しい。いろんなテーマが次々と展開され、そのひとつでこれまでの年齢の壁の話題が出た。10年ごとに思うところがあるものの50代突入は大きいと、48歳以外は口を揃えた。そして「あと10年しかないんだよ」と。少し前にホンダが、今後65歳までの雇用にすることを発表したが、まだまだこういった制度を打ち出している企業は少ないように思う。ほとんどは60歳までで、その後は1年契約で雇用延長するというところが多く、それさえもないといった声もよく聞く。55歳で役職定年を採用しているところも多く、50代突入はそれらがグーンとリアルに迫ってくると、一同深く頷くのだった。加齢によって時間が加速しているように感じられる我々にとって、10年なんざホントに一瞬のうちに過ぎ去るだろう。もどかしいくらい時間が経過しなかった小学生の頃が懐かしい。

こちらは先週の秘密基地の参加者たち。20代の若者や女性も参加してくれ賑やかな夜だった
こちらは先週の秘密基地の参加者たち。20代の若者や女性も参加してくれ賑やかな夜だった

この中の1人が、今夢の実現に向けて動いている。つい最近会社を辞め、呑み屋を開く準備をしているのだ。ハコとの契約は済んでいて、現在内装で悩んでいるというのだからさぞ楽しいことだろう。いろんなことに悩みっぱなしだとも言っていて、少し元気がなかったがそれこそ産みの苦しみだ。きっと乗り越えていくことだろう。

子育てにメドがついてきたタメ年諸氏も多かろう。そこで彼のように夢を描くのはいかがだろうか。大好きなマンガで、夢は小さいと達成するたびに次を考えなくてはならないから、ある程度大きい方がいいなんて印象的なシーンがあった。この歳だからあまり大きすぎると達成しないうちに棺桶に入っちまうかもしれないから、そのさじ加減はうまくしたいところだ。僕は人に話したら棺桶コースだろうが、本人は至って真剣である。どうだい、一緒に無謀と呼ばれないか? 互いに夢を語り合いながら、風呂敷がドンドン大きくなっていく秘密基地でありたい。

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1件のコメント

  1. 27日は行かれなくて,申し訳ありませんでした。
    また,都合をつけて行きますね!

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