今日のランチは久しぶりに『餃子の王将』に入った。朝飯にありつけなかったからがっつりいこうとの選択だ。ラーメンとチャーハンのセットと決め込んでのれんをくぐり、肉無しとの指定があるラーメンと、チャーハンならぬ焼きめしのセットをオーダーした。厨房ではこの店の親分と見える男がひたすらフライパンを振る。フルフルフル。並の男だったら間違いなく、腱鞘炎へと一直線だろう。2つセットされたフライパンの1つは焼き飯専用と言っていいほどで、ひたすら大量の焼きめしを生産する。その見事な振りっぷりに見とれていた僕だ。
ホールのお姉ちゃんが次々と「Eセットお願いします」と通すのは、焼きめしセットなるメニューだった。肉団子と鳥の唐揚げとサラダと焼きめしがデカイ皿に一緒に盛られ、スープも付いて569円とはずいぶん安い。20人弱の客の半数以上がコイツを頬張っていて、餃子を食っているヤツはほとんどおらず『焼きめしの王将』である。
待つこと数分、まずは焼きめしが届けられた。うまい。ホントに久しぶりだ。高校生の頃、友人にスッゲー安い餃子とスッゲー大盛りのチャーハンがうまいラーメン屋があるんだと連れて行かれた。2人でチャリを漕いで行ったあの日、彼の絶賛する焼きめしの大盛りと餃子をオーダーした。焼きめしという響きは江戸っ子には珍しく、うまそうな響きでもある。当時は餃子が100円台後半だったと記憶していて、金欠野郎の財布にやさしかった。
続けて出てきた肉無しラーメンもうまい。しょっぱいスープと滑らかで細い麺がいい。具はシャキシャキもやしとネギのみで、普通に一人前の量だった。これはおっさんにはよろしくない炭水化物量だが、まっ、たまにはよろしいかと完食した。これで700円ちょっとなのだから恐れ入った。高校時代の想い出と当時と変わらぬ満腹感で店を出た。西明石出張の定番になるだろうな。
高校に通ってた頃。クラブの遠征の帰りに駅で解散後に。
餃子2人前か3人前にチャーハンか天津飯か中丼。唐揚げかジンギスカンか酢豚。仕上げにラーメン。
ギョーザ1人前の選択肢はなかったあ。
唐揚げは「エンザーキー」チャーハンは「ソーファン」みたいな。
注文数は「イーガーかイー(一人前)」「リャン(2人前)」「サン(3人前)」「スー(4人前)」
よく仲間内でまねしたなあ。
当時ギョーザは1人前130円やった。
今はおなかももたへんけど、財布も・・・。
320は何クラブだったのでしょう。壮絶な卓が想像されます。餃子は130円でしたか。
ラーメンと天津飯は東京と味が違うのでぜひお試しください。
DJOGIさん、お久しぶりです。
昨日の味を忘れないうちに東京でラーメンを食った方がいいですね。