みなさん、よい週末を過ごせてますか? え? 仕事だった? お疲れさまです。そんな方はぜひ『昭和40年男』最新号 (vol.36) で心を癒やしていただきたい。さて、昨日発売となった本誌ですが、表紙からクルマ雑誌コーナーに置かれていたりしています。「探しても見つからない」という方は、そちらも覗いてみてくださいね。
ということで今日も最新号の御紹介です。今日はこれ!
『特捜最前線』です。二谷英明さんを中心に藤岡弘、さん、大滝秀治さん、西田敏行さん、誠 直也さん、荒木しげるさんらの個性派メンバーたちの懸命な捜査を、リアルな心情描写と共に描いた名作刑事ドラマです。昭和52年 4月 に放送が開始された本作は、『太陽にほえろ!』などのアクションを前面に押し出した刑事ドラマとは一線を画した、厳しい社会のなかで思い悩みながら生きる人間を描いた異色作でした。ここではメインライターとして全509本中109本を担当した脚本家・長坂秀佳さんにインタビューを敢行しています。
長坂さんは実は二度目の取材。以前、『人造人間キカイダー』に登場するハカイダーについて、同作の脚本家である長坂さんに聞いたのです。今回のインタビューでも『キカイダー』の話になり、こうコメントしています。「ワルにはワルの悲しさがあって、そうせざるを得なかった事情がある。それは『キカイダー』の頃から必ず書いてきたことでね。そもそもキカイダー自身が善と悪を内包していて悩んでいるじゃない? 人間も同じだと思っているから、そういう意味では『キカイダー』は『特捜~』の原型と言ってもいいかもしれないね」。あのキカイダーと『特捜』に共通点があったということを長坂さん自身が語ってくれたのは非常に貴重な証言となりました。
ほかにも、留守番電話など、当時最新のアイテムを使ったシナリオなど、独自の視点から生み出した脚本は名作揃い。話を聞いてもう一度見てみたい気持ちになったのは言うまでもありません。
そんな貴重な証言の記録ともなった本記事が載っているのは『昭和40年男』2016年4月号。ぜひ手にとって見てください。
>> 忍の後輩 さん
ホント物悲しかったですよね。子供にとっては特に重い雰囲気に感じられたものです。
長坂さんの脚本で、バスに仕掛けられたスピードを落とすと爆発するという爆弾に対して、バスを泥沼にはめて乗客を救うという話を今でも覚えています。あとは物悲しいエンディングテーマですね。
>> 竹内 浩 さん
その意味では映画『あぶない刑事』が最後の花火になるのかもしれませんね。
藤岡さんは、「真田丸」に出演で健在ぶりを示しているが、夏さん、荒木さんは既に鬼籍入り。
年月を感じます。
刑事ものも「相棒」位しかなく、もう石原プロのド派手なアクションものの制作は無理があるのかな?
寂しい限り。
>> ADAKEN さん
それで違和感なく見れた、という人もいそうですね。
別名・特撮最前線。藤岡弘、、誠直也、夏夕介、荒木しげるなど特撮ヒーロー経験者が綺羅星のごとく。