中島みゆきさんワールドを愛する鳥好き男!!

かもめとはと僕が住んでいる街は東京湾より多摩川を10㎞ほど上がった所で、先日までふくろうの仲間でトラフズクという渡り鳥が居着いてくれて、ご近所で話題になっていた。残念ながら最近姿を見せず、どこに行っちまったのだろうといつもいた木をのぞき込む方がチラホラいる。

どっこい、多摩川沿いにはたくさんの鳥がいて双眼鏡をのぞき込んでいる方も多く、地域住民を楽しませてくれる。僕が幼少の頃の東京にはスズメとカラス、コウモリくらいしか見かけなかったのだから素晴らしいこっちゃ。今時期だと集団で泳ぐ鴨がかわいい。ふっくらと太っているカワイイ姿は、もしもネギを背負っていても僕は食えないだろう(笑)。カモメもたくさんやって来ていて、餌をまいている人がいるからかなり近寄っても逃げない。まん丸の目にいつも癒されている僕だ。

そんな鳥たちを眺めていると、まつわる名曲がジングルする。みなさんは何を思い出しますか? 昭和40年男だとやっぱり玄太絡みで、杉田かおるさんの『鳥の歌』だろうか。心に響く歌詞は阿久悠さんのペンによるもので、さすがだなとあらためて感心させられる。

僕の頭の中では必ずジングルする鳥の名曲が2曲ある。研ナオコさんの『かもめはかもめ』がまずその1つだ。女にはなれないと歌い上げた研ナオコさんの歌唱は、子供心の中でガツンと鳴り響いた。中1になったばかりの頃で、ラジオからカセットテープに収めて何度も聴き込んだものだ。暗いですかね(笑)。今も歌詞をほとんど覚えている。

もう1つが加藤登喜子さんの『この空を飛べたら』で、これも中1時代のヒット曲で、同じく歌詞カード無しで歌えるくらい聴き込んだ。やっぱり暗いですよね(しつこい)。そして2曲とも中島みゆきさんが書き上げている。鳥をテーマにして、僕に強く入り込んでいる2曲がみゆきさんとは、僕の血肉にみゆきさんワールドはやはり欠かせないのだ。そんな昭和40年男はかなりの数になるのではないか。『昭和40年男』で丸ごと特集をしたいなんて夢描いている。

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