いよいよ最新号がめでたく本日発売となりました。全国の書店・コンビニでぜひ手にとって見て下さい。書店さんやコンビニさんには申し訳ないですが、我々としては立ち読み大歓迎! なぜって、立ち読みで済まされないほど濃い中身とボリュームを感じてもらえるはずと自負しているからです。そしてそこからレジに持って行ってもらえるかどうか、みなさんと我々の熱い勝負が始まるわけです。いざ勝負! …などと大上段に構えた出だしにしてみましたが、何卒週末のお供にぜひレジへ。ヤツはきっといい仕事しますよ(ニヤリ)。
ということで今日も元気に最新号の紹介をさせていただきましょう。今日紹介する記事は、アニメ『タイガーマスク』の作画監督を務めた木村圭市郎氏のインタビュー記事です。
みなさんは、原作となったマンガ版を読んだことはありますか? 本誌にもマンガ版のカットをたくさん掲載しているのでぜひ見比べて欲しいのですが、アニメ版と絵のタッチがまったく違っているんですよね。辻なおき氏の作画は掲載誌が幼年誌であることに配慮したのか、丸みを帯びたような、見方によってはかわいらしいとも受け取れるタッチになっているのです。それがアニメ版では、子供の目からすると怖い感じの荒々しい雰囲気で描かれ、しかもかすれたような線が多用されたそれまでのアニメには見られない描写になっていました。
これは、木村氏のアクションアニメに対する強いこだわりと、技術進歩を積極的に取り入れた実験的試みの相乗効果によるもので、詳しくは本誌をご覧いただきたいのですが、脚本の辻真先氏も「あれは本当にカッコ良かった」「梶原さんのドギツく激しい、劇画的な原作に見合っている」「脚本を頼まれた私としても大変助かりました」と大絶賛。原作とはまったく違う、新たな世界観を確立したのでした。
辻真先氏と同様、現在も現役として活躍中の木村圭市郎氏は、その巨体と強面で梶原一騎氏とよく間違えられたそう。べらんめえ口調で歯に衣着せぬ物言いは取材当日も健在で、いろいろ記事に書けないエピソードも披露してくれ(笑)ましたが、特に「虎だ、虎だ、お前は虎になるのだ」のナレーションで始まる印象的なオープニングについては思い入れが強いとか。荒々しい虎の穴の魔神像、そこから飛び出してマントを翻す伊達直人、めまぐるしく動くカメラアングル…。その後のアクションアニメもののお手本となったもので、当時の作画についてもこれを基本とするよう、アニメーターたちに指示していたと打ち明けてくれました。
というわけで、昭和40年男たちに強烈な印象を残したアニメ『タイガーマスク』の作画について興味が湧いたなら、ぜひ木村氏のインタビューを読んでみてください。
>> introduction さん
そうなんですよね。けっこう重くて、少し怖い。今じゃ考えられないくらい子供向けとは思えない作品ですが、子供だから子供向けのものだけ与えておけばいいという作り手側のメッセージとも受け取れるような。
タイガーマスク・・・懐かしいです。
テレビで見てましたけど、子供心に重い感じだったかな?
そして、ソフトビニール人形を持ってました。
本当にマスクをかぶっていて、マントも装着。
当時としては精巧にできていたように記憶します。
子供だったのでかなり雑に扱ってしまってました(笑)
>> 320 さん
ありがとうございます。隔週って初めて聞きましたw。お母様とお祖母様にしてみたらかなりの譲歩じゃないですか?
ゲットしました!!
タイガースとか言うてましたけど、タイガーマスクはテレビもコミックスも見てましたから。
確かテレビは関西では木曜日の夜7時。
同時刻に「クイズタイムショック」
「タイガーマスク」を見たい子供たちと「タイムショック」見たいおかんとばあちゃん。
そこで隔週で見ることに。
そん時は納得?してたんかなあ。
しかし今考えるとタイムショックはクイズ番組やしええたろけど、「タイガーマスク」は続きもんやん。
なんかおかんとばあちゃんにうまいことやられてたように思うのは・・・間違い?