年末を迎えて、日経平均株価は芳しくありません。私も株を少々やっていますが、低調なまま新年を迎えそうです。なので、初詣でお祈りすることもすでに決まっています。「来年こそ爆騰を!」です。
そんななか、景気の良い話を耳にしました。新車販売が好調だそうです。「え、国内の新車販売は低調なのでは?」という声が聞こえてきますが、高性能スポーツカーに関しては別世界で、飛ぶように売れているそうです。たとえば、富士重工業が10月29日に400台限定で受注を開始した『WRX STI』の特別仕様車は即日完売したそうですし、ホンダが国内750台限定で発売した『シビック タイプR』には10倍以上の注文が殺到したとのこと。“ランエボ”の愛称で親しまれた三菱自動車の四輪駆動セダン『ランサーエボリューション』の最終モデル、『ファイナルエディション』も人気を集めました。8月発売に合わせて先行予約を始めたところ、4月から約3カ月で限定1000台の枠が埋まったそうで、“ランエボ人気健在”を示した形です。ランエボは昭和40年男にもおなじみで、1992年の初代からモデルチェンジを繰り返してきた名車。10代目までで国内累計約10万台という販売実績を誇ります。しかし、三菱自動車はランエボの名を上げた世界ラリー選手権から撤退していますし、今後は経営資源をSUVなどに集中するそうですから、ランエボは“事実上の引退”となっています。
もちろん、総販売台数は低燃費車などには及びませんが、上記のような“限定車人気”は、我々のような中高年男性が支えているそうです。我々世代はマニアル車を走らせる楽しみを知っていますし、金銭的余裕のある方も多いでしょうから、比較的高額な限定車の購入も可能なわけです。
私も来年は株で儲けて…再びスポーツカーのハンドルを握りたいと思っています。取らぬ狸の何とやらですが。