「あなたの夢はどの馬ですか」――。第60回有馬記念(27日・中山10R2500メートル芝16頭、G1)の枠順が24日、決まりました。年末恒例のビッグイベントですが、今年は節目の60回ということもあり、世間では「「距離がどうだ、コースがどうだ、騎手がどうだ」と、盛り上がっています。
今年の注目はもちろん、ゴールドシップ。G1・6勝を挙げた名馬も今回が引退レースになります。有終の美を飾れるか、【8】枠15番に入りました。宝塚記念、天皇賞・秋優勝のラブリーデイは【2】枠4番、菊花賞を制したキタサンブラックは【6】枠11番からのスタートです。
果たして昭和40年男の皆さんの本命は? 個人的にはやはりゴールドシップです。実績の割にはとんでもなく期待外れの走りをすることが度々あり、実際ここ2走も馬群に沈んできました(2走前の宝塚記念が15着で、前走のジャパンカップが10着)。私も以前、唇を噛んだことが何度か…。
しかし、そこは有馬記念。有馬でのラストランと言えば、オグリキャップやトウカイテイオーのように、かつての力を失ったかに見えた名馬が、最後の最後に再び輝く奇跡の舞台です。その姿は「もうひと花咲かせることができるのでは?」と考えている中高年に勇気を与えてくれました。昭和40年男は現在、どのあたりを走っているのでしょうか。最終コーナーに差し掛かっているところでしょうか。我々も最後の直線、鮮やかな末脚を見せたいところです。
プロデューサーとご一緒に、是非中山へご来場下さい。何の便宜もはかれませんが・・・。