人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズの最新作、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオープニング興行収入が、全世界で歴代最高となる5億2900万ドル(約641億円)を記録したそうです。これまでは『ジュラシック・ワールド』の5億2490万ドル(約636億円)がトップでしたが、これを上回り、新記録の樹立となりました。
前評判の高さからいって、ある程度は予想されていましたが、いざ数字を見せられると「さすが!」というしかありません。日本でも登場人物のコスプレで映画館に集まる人たちが数多くいましたし、ファンが10年ぶりのシリーズ最新作をどれだけ待ち焦がれていたか分かりました。
しかし、そんな『スター・ウォーズ』の前に強敵が出現しました。何と『妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が、19、20日の土日で97万4557人を動員し、週末2日に限ってみれば『スター・ウォーズ』を超えたのです。こちらも特典メダル付きの前売り券が100万枚以上を売り上げているそうですから、好スタートも実は予想どおりだったのかもしれません。
昭和40年男で『妖怪ウオッチ』を率先して見た人は少数派だと思いますが、我々もアニメや漫画で育ったことは確か。今や世界が認める日本の“文化”となったアニメや漫画ですが、まさか超大作と渡り合えるほどになっていたとは、勉強不足でした。
弊誌でも我々の青春を彩ってくれたアニメや漫画を特集した際には、大きな反響をいただきます。いい大人が以前の作品についていまだに熱く語るわけですから、今の子供たちにとって『妖怪―』は一生モノになるかもしれませんね。