東京には個性的な街が多くある。キーワードで3つを括りなさいと言われてやってみた。銀座、赤坂、六本木は大人。新宿、渋谷、池袋は猥雑。青山、麻布、表参道がオシャレデート。二子玉川、自由が丘、代官山は女子が喜ぶ。浅草、上野、神田はダウンタウン。昨今は谷中、根津、千駄木が谷根千なんて呼ばれていたりして。僕に言わせれば三河島、町屋、三ノ輪は最高なんてくくってしまうのは、生まれ育った故郷だからだ。そしてくくりづらい街が意外に東京だ。
家康公が開いた江戸の中心は当時より日本の中心となった。水を巧みに操った家康公らしく、お堀に守られた江戸城の名残は誇らしく、向かい合うように東京駅がそびえ、その間の街には新旧のビルがそびえ建つ。まるで日本じゃないような、それでいて日本らしい素晴らしい街並だ。オリンピック開催に向けて新しいビルの建設もあり、もっともっと成熟した世界一の街を目指して進化してほしい。家康公もさぞ喜んでいることだろう。
スゲ〜とついつい見上げてしまうビル群の中にあって、堂々と主張している1つが丸の内マイプラザだ。ありがたいことにここにはクライアントが入っていて、訪問するとしばらくこの絶景の話題になる。だってね、かつての江戸城、皇居をあろう事か応接間より見下ろしてしまうのだから罰当たりなことだ(笑)。この写真ではわかりづらいだろうが、先日訪問した日はちょうど紅葉の観賞に皇居乾通りを一般解放していて、人の波がビッシリと続き動いていく、なんとも不思議な光景を俯瞰できた。
マイプラザのロビーにはでっかいツリーが飾られていて、多くの方々の笑顔を作っていた。街のライトアップも美しいらしい。ぜひ皆さん女の子を誘い出してぶらついてはいかがだろう。いやいや、奥さんですかな。オシャレな飲食店はもちろん、ちょっと外れれば居酒屋も建ち並ぶ。年の瀬をきっと暖かく演出してくれるはずだ。
いやいや、このビルの広報活動じゃないぞ。この素晴らしい街をひとつ見直そうじゃないかとの提案だ。僕を含めて、この街に“遊び”に出かける同世代は意外と少ない。オシャレとは縁遠い、そんな若い頃のイメージが強いのではないか。僕らが女の子に夢中だった頃からは大きな変貌を遂げている。
東京駅から有楽町界隈へぶらり散歩を楽しみながら、ついつい東京が沈まないようになんて願ってしまう。いや、僕は沈まないと信じている。暗い話が多いが、僕ら世代くらいは元気モリモリでいきたい。さあ、遊ぼうぜ!!
我欲のトンキンマンセーとかさすがは低能くそウヨの昭和40年生まれのくずだな