【昭和40年男の大問題】よみがえる “悪夢” にスポット。

【昭和40年男の大問題】よみがえる“悪夢”にスポット弊誌12月号はお読みいただけましたでしょうか。おかげさまで、巻頭のポプコン特集を中心に反応は上々です(決して手前みそではありません)。そんななか、今回スタートした新連載があります。『昭和40年男の悲惨な戦い』。いま振り返れば取るに足らないようなことでも、当時の我々とっては大問題。そんな忘れ難き記憶にスポットを当てる企画です。

詳細は本誌を見ていただきたいのですが、ざっくり言えば、第1回は給食にまつわるエピソード。昭和40年男ならば激しく同意し、最後は思わずほろっとする「グリーンピースと鶏皮」の思い出です。おそらく、皆さんも似たり寄ったりの経験をされたと推察しますので、ぜひ弊誌を手に取ってほしいと思います。

個人的には苦手ではありませんが、意外と好き嫌いが分かれるようですね。シューマイやチャーハンのグリーンピースを皿の端によける人を見たことがありますし、「鶏皮は生きている鳥を彷彿させるから嫌」と言う女性に会ったこともあります。

そして、私にもありましたよ、「グリーンピースと鶏皮」問題。ある日、給食で出てきた鶏皮を隣席の美少女が「代わりに食べて」と、私にささやいたのです。残すのは厳禁だったので、彼女は致し方なく、本来ならお願いごとなどしたくない男子に声をかけたわけです。

私ですか?もちろん全部食べてあげましたよ、その後も。しかし、見返りは皆無。それどころか、バレンタインデーの日、彼女は別のクラスの男子にチョコをあげていました…。「義理チョコくらいくれても罰は当たらないと思うけど」――。世間は甘くない、と感じた瞬間でした。

切なくもバカバカしい記憶は、皆さんにもあるでしょう。そんな青春の断片を、たまに思い出してみるのも悪くないかもしれませんね。

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