東京はスカッと秋晴れにならず、雨模様が続いています。まあ、行楽日和だったとしても遠くへ紅葉を見に行くなどままならない多忙な編集部ですが、都内でも気持ちいい風を感じられるこの季節を、せめて感じたいと思う毎日です。
さて、そんな天気のなかですが、明日は最新号の発売日です。どんなふうに受け入れられるのか…毎度のことながらとてもドキドキします。今回は、インタビューページがかなり充実のラインナップとなりました。昨日紹介した世良公則さんを筆頭に、昭和40年男なら「おっ!」と思うミュージシャンたちがずらりと並んでいます。そのなかから、今日はChageさんの取材模様を紹介しましょう。
もしかすると、CHAGE and ASKAはポプコンのイメージがさほど強くないアーティストかもしれません。第16回ポプコン(78年)で『流恋情歌』が、第17回(79年)に『ひとり咲き』がつま恋本選で入賞しデビューしている二人ですが、その後の『万里の河』以降のヒットのほうが印象に残っている人もきっと多いことでしょう。ファンならご存知のことですが、実はChageさんは第15回ポプコン(78年)にはソロで出場して福岡大会でグランプリを獲得しているんです。デュオを組むのはその次からだったんですね。そんなわけで、ミュージシャンChageとしても、CHAGE and ASKAとしても、そのルーツはポプコンにあるんです。
事前情報では、取材させてもらえるかどうか不透明な状況とのことでしたが、依頼してみるとすんなりOKをいただけました。聞いてみると、Chageさんは本誌の読者らしく、そのせいもあってスムーズに取材が決まったようでした。前々からウルフルケイスケさんが応援してくれたり、電気グルーヴの映画『DENKI GROOVE THE MOVIE?』でも石野卓球さんが手にしてくれているなど、ミュージシャンの間にも昭和40年男が広がっている!?のですね。
取材は、Chageさんのソロライブツアーのリハーサル会場となっている都内某スタジオで行なわれました。光栄にも、インタビュー前にリハーサルの様子を撮影させてもらえて、その時の写真をふんだんに誌面にも反映していますのでお楽しみに。リハーサルとはいえ、ライブを間近で見ることができて感無量…でした。そしてリハーサル終了後のお疲れのところにも関わらずChageさんは元気に我々を迎え入れてくれました。懐にはウクレレを持ち、それを奏でながら気さくに質問に答えてくれ、実に和やかかつ楽しい雰囲気で取材させてもらえたのです。特に話題がつま恋本選でのことになってくると前に乗り出してお話するくらいで、やはりChageさんにとっても大きな存在なんだなと再認識。ミュージシャンとして生きていくか、実家の天ぷら屋さんを継ぐのか、Chageさんの人生を決める大きな出来事だったんですね。
ということで、いろいろと大変な時期にも関わらず誌面に登場してくれたChageさんの貴重なインタビューは、昭和40年男 12月号に掲載。11月11日に書店に並びますので、どうぞお楽しみに。
『僕らのポプコンエイジ』開催!
Chageさんも出演予定のポプコン出身アーティストたちが集まる同窓会イベント『僕らのポプコンエイジ ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~』が来年4~5月に開催されます。そこで、本誌のぴあ特別先行販売が設定されることになりました。発売日となる明日より受付開始なので、興味のある方はぜひ本誌と合わせてご予約を!
<予約>
受 付 期 間:11月11日(水)朝11:00~12月13日(日)深夜11:59
電 話 番 号:0570-02-9502
特設サイト:http://w.pia.jp/p/bpa-s40m/
<開催概要>
■4月29日(金・祝)
時 間:昼4時開場 5時開演
場 所:府中の森芸術劇場・どりーむホール
価 格:全席指定6,800円
出 演:相曽晴日、石川優子、下成佐登子、スリーハンサムズ(細坪基佳:元ふきのとう/
中村貴之・平賀和人:NSP)、三浦和人(元雅夢)、渡辺真知子、Chage(五十音順)
■5月14日(土)
時 間:昼4時開場 5時開演
場 所:市川市文化会館(大ホール)
価 格:全席指定6,800円
出 演:相曽晴日、柴田まゆみ、杉山清貴、鈴木康博、スリーハンサムズ(細坪基佳:
元ふきのとう/中村貴之・平賀和人:NSP)、谷山浩子、三浦和人(元雅夢)、
渡辺真知子(五十音順)
■5月21日(土)
時 間:昼4時開場 5時開演
場 所:さいたま市文化センター(大ホール)
価 格:全席指定6,800円
出 演:相曽晴日、辛島美登里、小坂明子、鈴木康博、スリーハンサムズ(細坪基佳:
元ふきのとう/中村貴之・平賀和人:NSP)、谷山浩子、三浦和人(元雅夢)(五十音順)
主催:僕らのポプコンエイジ事務局
後援:TOKYO MX、ニッポン放送
企画・制作:株式会社ヤマハミュージックパブリッシング、株式会社エピキュラス
協賛:ヤマハ株式会社