おおーっ、足長っ!! 朝日の中で見とれてついシャッターを切ってしまった僕だ。写真とはあまり関係ないかもしれないが(笑)、俺たちってジーンズ世代ですよね。
初めて履いたのは小学生の頃で、お袋が買ってくれたベルボトムだった。膝上がピシッとしたサイズのものでガキには少々窮屈だったが、お袋はこれがカッコいいのだと僕に説いた。その本人もまんざらでなく、以降ベルボトムがしばらく定番だった。
やがて自分で選ぶようになって、高校生のときに上野アメ横で衝撃的な出会いとなったのがリーバイスだ。初めて買ったのは505で、やはりタイトなフィットを好んで選び、以来、リーバイス一筋に501や505を中心に履き続けた。ちょっと記憶が曖昧なのだがもう10年ほど経つだろうか、サイズに変更があり付き合いが断たれて、最近はエドウィンを好んで履いている。やはり細身でピシッとフィットするタイプのストレートを好み、最近は久しぶりにスリムを手に入れて大のお気に入りになっている。
僕らの世代にとってジーンズは若者の象徴だったが昨今はそんなことなく、かつてより若者の支持は落ちているそうだ。ジェームス・ディーンやジェーン・バーキンみたいに、超越してカッチョいいジーンズ姿のヒーローが減ったことは大きいのではないか。ローリング・ストーンズのキース・リチャーズやブルース・スプリングスティーンのジーンズ姿なんかもリアルタイムでものすごく憧れたし、大好きだったロックマンガ『To-y』の主人公トーイもばっちりキマっていた。ロックな香りを演出するのにジーンズは欠かせないアイテムだった。
10代の頃は、おっさんになったらなにを履いているんだろうなんて将来を妄想したことがちょくちょくあった。親父のように冴えないスラックスになるのかなあ…なんて。そんなの嫌だけど、ジーンズは若者のためのものだからいつか卒業なんて思っていた。ジーンズが若者を中心にして本格的に定着し始めたのが1970年代で、大人には不自然なアイテムだったから当然だろう。
だが時代は変わった。親がジーンズを選んで小学生に履かせたのは、俺たち世代あたりが始まりで、そのまんま大人になった。僕がタイトなジーンズばかり選ぶのは、その幼児体験のせいに違いない。これからも貫いてやろうと思っているが、おっさんがいつまでもカチッと履くにはそれなりの努力が必要だな。頑張っていこう!!
ちなみにウチで出しているコイツはジーンズ好きにはたまらない一冊ですぜ。すんません、ちょっとPRしました。
『20世紀 ジーンズ・カルチャーの100年』買いましたよ。
それに影響されて、何年ぶりかでリーバイスのスリムを購入。
最初、『さすがにもうスリムはキツイか?』と思いきや、最近の生地はストレッチが効いてて、40年男にも優しい感じぃ〜♫
多少の邪道感はあるが、もう50だし、生地の進歩に甘えさせていただきます!
…が、
ハートはずっとラモーンズだぜ!ロケンロール!!!
ロケンロール!!
そうなんですよね、エドウィンもストレッチがありがたいです。ちょっと悔しくもありますが。
自分もジーンズ初体験は小学生のときですが、ただし半ズボンです(笑)。
ホットパンツのようなのが小学生男子の間で流行ってましたね。
当時はあれがかっこよく思えて、女の子たちからも好評でした。
年頃になると、やはりスリムばかり買って履いてましたね。
今でもスリム派です。
けんじさん、コメントありがとうございます。
そうそう、半ズボンを履かされましたね。今もスリムとは頑張ってますね。続けていきましょう!!