【高音質ステレオ録音】音楽練習にもバッチリ

【高音質ステレオ録音】音楽練習にもバッチリ我々編集部の必須業務に”取材”があります。ただ、ひと口に取材といっても、状況は千差万別。静かな部屋の中で対象者と向き合える場合もありますし、スポーツの世界では屋外で話を聞くことがほとんど。屋外ということはつまり、天候や環境に影響される可能性があり、雲の行方にはすごく気をつかいます。

特に厄介なのは風。ICレコーダーで選手らの声を拾ったつもりでも、いざ再生するとザーザー、ゴーゴーという音が聞こえるばかり。人間の声が、風の音に完全に負けてしまうケースもあるのです。ですので、結局はノートにメモをとることが生命線になるわけですが…。

しかし、たまに現場で一緒になるラジオの方々はどんな状況でも涼しい顔でレコーダー(らしきもの)を選手たちに向けています。どうも音のプロが使うスグレものがあるようで、個人的に探していたところ、「これは!」という候補をみつけました。

日本の音響機器メーカーの老舗であるティアック株式会社が販売している『リニアPCMレコーダーDR-07MKIIJ』です。ティアック社のHPをのぞくと、“ねらって録れる、プロの音質。”というコピーが踊っていますので、期待してしまいます。

実際に「風に負けない」かどうかは今後チェックするとして、例えば音楽練習、コンサート、野鳥や電車の走行音、さらに近年では動画用の音声など高音質ステレオ録音を必要とするシチュエーションが数多く存在しますので、ちょっと紹介させていただきました。

『DR-07MKIIJ』のみを使用して録音された音源をHP上で公開しているそうですので、音質を確かめる手もありますので、興味のある方は一聴してみては。

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