先月の話で恐縮ですが、『天空の蜂』という映画を見に行きました。おおよそのストーリーとしては原発を狙ったテロを描いているのですが、個人的には物語のキーとなる大型ヘリに興味がありました。
というのも、ヘリのシーンが印象的な映画やドラマには名作が多いという勝手な思い込みがあるからです。
私は高校の時に見たロイ・シャイダー主演の『ブルーサンダー』がお気に入りでしたが、皆さんはどうでしょうか。リドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』などもヘリが重要な“キャスト”ですし、『地獄の黙示録』で描かれたヘリの戦闘シーンが記憶に残っているという人もいるでしょう。邦画でも『戦国自衛隊』は面白いですよね。何せ戦国時代の空に現代のテクノロジーが舞い、地上の侍たちと戦うわけですから。
そうそう、かつて我々世代が夢中になったテレビドラマ『エアーウルフ』も12月、ブルーレイBOXとなって発売されるそうですから、これも興味深いところ。最強最速ヘリのエアーバトルをもう一度見たいと思う昭和40年男は多いのではないでしょうか。
さて、『天空の蜂』ですが…。東野圭吾さんが福島原発の問題が起きる何年も前に、この本を書いていたことに感銘を受けました。ヘリのシーンは公開したばかりですし、皆さんのご判断ということにさせて下さい。