『20世紀』の第2号が刷り上がった。カワイイヤツが全国へ向けて旅立っていったのだ。会社でもこんな感じでまだ発売間もない『昭和40年男』の最新号と仲良く並んでいる。この名コンビが日本中で大暴れしてくれることを祈りつつ、ソワソワしてる今日だ。
コイツはまだコンビニには入れないことにしている。コンビニは陳列期間が極端に短いから、ある程度の知名度が出来てからでないと返本の山となってしまうのは、これまで幾度もトライしてきて知っている。問屋担当としては入れたいところだろうが、ここはグッと我慢して書店メインの販売でしばし様子を見るように指示を出した。これは『昭和40年男』もそうだった。約3年も書店で踏ん張って、ここぞというところでドーンと入れた。ウチの会社のそれまでのコンビニ投入よりも遥かにいい数字が取れて、以来扱いは増加傾向だ。『20世紀』もこれに習ってここぞという日を待つ。
ドーンと宣伝費をかけたいところだが、効果を出すにはある程度のまとまった予算が必要で、残念なことに我々のような小さな版元には難しい。だから地味な作戦ながら、じっくりと時間をかけて知名度を上げていく。そのためにはがっかりさせない作りが大切で、その点ではさり気なく胸を張っている。『昭和40年男』の読者さんにも突き刺さるはずだから、ぜひ書店をのぞいてみて欲しい。
さらに来年にはまたまた新創刊が決まりかけていて、現在激しく動きまわっている。消費税が上がる前にいくつかのブランドを立ち上げたいとの作戦だ。再来年の春に予定通り10%になれば、雑誌全体の売り上げは落ちるだろう。つまり再来年の新創刊は難しいと想定しておかなければならない。もともとは来月より10%になるはずだったのだから、この延命期間は味方にしなければと前向きに考えることにした。ただ、もうたったの1年半しかないのだ。焦るなとは言い聞かせてはいるが、性能が悪い上に50歳のポンコツは動きが悪く、どうしても日々慌ててしまっている。月曜日の発売のドキドキも止まらないし、なんともせわしない。すでに気分は師走で、1日1日と迫ってくるお正月ののんびりした時間だけが希望の光だ。早くこいこいお正月!!。
タンスタはだいたいどこでも買える、遅くまで開いてる北千住のルミネで買う事が多い。
昭和40年男は出勤前に日本橋兜町のセブンイレブンで買う。
アンダー400、カワサキバイクマガジン、20世紀ほか増刊ものは寄りやすい書店に見当たらないのでAmazonを利用。
何だかんだ言っても、Amazonはとても便利(笑)
たくさんお付き合いいただき恐縮です。ご無理のないように、末永くお付き合いください。