先日こんなにいい部屋で女の子と過ごした…、わけでなく、出張で利用したのだ。低予算厳守の出張の宿はかつての連れ込み旅館だったり、長期の滞在をメインとしたものすごく狭いビジホなどをちょくちょく利用する。起きて半畳寝て一畳を座右の銘としている僕にとって、出張先の宿なんざなんだってよしだ。ただ近年は、ネットのおかげでホテルが叩き売りされていることが多く、昔に比べればいい気分を味わえる夜は増えた。この出張でもいつものようにネットをのぞき込んで「おっ手頃だね」とクリックしてビックリ仰天だったのは、このホテルはウチの予算ではまず泊まれない一流ブランドものだからだ。一流らしい朝食ビュッフェまでついていてどういうことかと半信半疑ながら予約した。
当日、その素晴らしいエントランスにビビりながらカウンターへと進む。「チェックインお願いします」と、いつもよりちょっと低いトーンできれいなお嬢さんに名前を告げた。ここでまたもビックリ仰天は「シニアプランですね。年齢のわかるもののご呈示をお願いします」「へっ」なるほどそういうことかと頷いた。こんな安く使えるのはおじいちゃんプランだったからで60歳からと思いきや、なんと50歳からとお嬢さんが言う。助かったと免許証を差し出すと「はい、結構です」とキーを渡されたのだった。部屋は広くベッドもキレイでデカイ。普段の宿だと持ち込み用のからっぽの冷蔵庫なのが、さすが一流ホテルはアルコールからソフトドリンクまで充実のラインナップときたもんだ。朝飯も素晴らしい内容でホテルライフを満喫したのだった。
また先日、タメ年男から50歳から映画が割引になることを知ったばかりでさっそく出かけてきた。どちらかが50歳になった夫婦との案内だが、50歳の証明証を1人提示すればOKだったから、夫婦というのはあまり厳密なものでないように思えた。映画館によって制度はまちまちのようだが、僕が行ったTOHOシネマズでは2人で2,200円である。久しぶりの大スクリーンと素晴らしい音質にやっぱり映画ってのは映画館で観るのがいいなと再確認した。でもこの割引はチョッピリ悲哀が含まれる。ホテルも然りで、そんな扱いを受ける齢に達したことを素直に喜べない昭和40年男である。
「50歳」という区切りの年齢。50歳以上は割引きになる映画館があるのですね。(^^)
でも成人式のような区切りに行われるイベントがないのは残念。
以前テレビで見たのですが。鹿児島県阿久根市には10月の第一土日に「華の50歳組 運動会」というイベントがあるのですね。阿久根市の小学校を卒業して50歳になったら母校の運動会に参加するという珍しい習慣があるとか。昭和40年男は今年ですね。もしできましたらそのイベントを取り上げられたら面白いのではないかと思いました。
情報ありがとうございます。『昭和40年男』でそんなイベントが出来たらいいなあ。