【発売迫る! 昭和40年男 2015年10月号】最新号はマンガ特集なのだ。

今日も東京は雨模様。これだけ雨が続くとあれだけ憎んだ猛暑日でさえ懐かしく感じてしまうほど。そろそろ晴れてもいんでないかい?…などと思いながら、今日は横浜の赤レンガ倉庫で開催されているイベント『70’sバイブレーションYOKOHAMA』に行って来ました。70年代を中心とした音楽を、当時の様々な世相と共に紹介するもので、YMOの衣装や楽器、アイテムの展示、大滝詠一さんのジュークボックスといった目玉の他、鋤田正義さんらロックフォトグラファーによる作品の展示が見ごたえあり。ジャケットも、こうやって並べて展示されると、また違った見え方がしてくるのでよいもの。9/13までなので興味のある方はぜひ。

さて、なが~い前置きになりましたが、9月11日に発売予定の本誌最新号の紹介です。昨夜、本ブログでも紹介したとおり、今回の特集はマンガです。以前からぜひ取り組みたいと思っていたのですよ。まずは実現できてホッとしています。マンガ企画のスタートは「昭和40年男にとって『少年チャンピオン』の影響がとても大きい」というところにありました。手塚治虫という巨人を擁し、さらにすべてが読み切りというスタイルで、異端的な作品も多数掲載されていた『チャンピオン』は、『ジャンプ』と共に先行3誌をどんどん追い上げてついに200万部を突破するようになります。80年代に入って『ジャンプ』が黄金時代に向けて爆発していくわけですが、それまでのチャンピオン黄金時代をちょうど小学校高学年から中学生頃に体験しているのが昭和40年男ということになるわけです。

とはいえ、『チャンピオン』以外にも個別にいけば忘れられない名作があるわけで、また週刊マンガ各誌の雰囲気、立ち位置もそれぞれ違っていました。そんな当時の感覚を思い出してもらえるような誌面展開ができないだろうか、というのが今回の目標でした。結果的に、非常に豪華なラインナップにできてうれしく思っています。

明日以降、もう少し詳しく紹介していくのでお楽しみに。最新号の発売日は9月11日ですので、お忘れなく!

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4件のコメント

  1. かめちゃんさん、ありがとうございます。『70’sバイブレーションYOKOHAMA』は、なかなか刺さるものがありますよね。YMOファン、大滝詠一ファンだけでなく、当時を知る人なら誰もが楽しめる内容なのもよいです。私も横浜の、しかも赤レンガ倉庫という場所が観覧体験を盛り上げていると感じました。まだ行ってない方はぜひ。おすすめです。

  2. 『70’sバイブレーションYOKOHAMA』行ってきました~懐かしさもさておき,ああいった展示が商業的に成立するのは,横浜という場所柄もあるんだろうなぁ~と思いました。紙の雑誌コーナーも充実してましたね。

    当方も創刊号からの読者ですが,最新号の表紙も,50年くらいの少年サンデーのテイストが感じられ,手に取るのが楽しみです。

  3. タイトルロゴの工夫に気がつくとはお目が高いですね。当時の誌面を参考にしながらいろんなエッセンスを入れ込んでいるのです。色ということでいけばサンデーなんかも結構意識しましたね。それにしても創刊号からの読者さんとはありがたいことです。確かに置き場所問題は私も苦労してますが、昨日行ったイベントで紙の雑誌ってやっぱりいいよねと再認識させられました。

  4. 昭和40年男のタイトルロゴの色は少年チャンピオンですね。毎回表紙のさりげないセンスの良さ、楽しみです。
    創刊号から1冊も買いもらしていないのですが、そろそろ保管スペースがやばい。
    ただでさえ狭い我が書斎?
    そろそろ電子版に切り替えようかな…

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