洋楽関連の仕事を仰せつかった。「これ仕事でいいのかよ」ってほど楽しい作業で、当時のジャケットを眺めてはニヤニヤする日々が続いている。音楽ってのは、記憶の奥にしまったままだった当時の自分を引っぱり出してくれるからなお楽しい。
好んで聴き込んだ曲でなくても、ヒット曲は否応無しに耳に入ってきた。そのひとつ、ノーランズの『ダンシング・シスター』は昭和55年秋のヒットで、人生でもっとも勉強した時期と重なる。深夜放送から流れてくる親しみやすいポップな曲は、机にしがみついている僕をリラックスさせてくれたものだ。
高校に入るとノーランズ命というクラスメイトがいて、ソイツの家に遊びに行くとアルバムをさんざん聴かされた。ヒット時の記憶もさることながら、コイツとの想い出がフラッシュバックする。その騒ぎようは、先日同級生たちと会った時にノーランズの○○と呼ばれ噂されたほどだ。この曲を久しぶりに聴いたら「北さん、やっぱりノーランズは最高だよっ」と、まるでヤツが笑顔で駆けよってくるかのようによみがえった。
今回の仕事というのが、70年代から90年代のオリコン洋楽チャートのナンバーワンヒットを集めたCDのPRだ。それぞれの年代を2枚組にまとめた3タイトルである。70年と80年代はまさしく昭和40年男の青春がフラッシュバックする選曲になっていて、先日『ロックバルーンは99』や『マジック』をネタにしてこのブログにあげたのは、このCDの収録曲だからだ。その時点ではまだ情報にロックがかかっていたが、晴れて解禁である。あとは9月23日の発売を待つばかりのところに来ている。
これによって、収録曲のオリコンデータも知れたわけで実におもしろい。国内の洋楽チャートは米英、とくにアメリカのビルボードチャートとは密接である。ビルボードを駆け上がっていく曲がラジオでパワープレイされるから、当然ながら国内チャートでも駆け上がっていく。だがそこに微妙な差異が生じるのも、お国柄とでも言えばいいのだろうか。その辺に斬り込んで次号に紹介記事を構成しているから、読み物として楽しんでほしい。ちなみに『ダンシング・シスター』は米英よりも、日本でのフィーバーの方が熱かったようだ。聖子ちゃんの『風は秋色』を抜いて、洋楽のみならず総合チャートでも3週連続トップに君臨したとのことで、67万枚を超える大ヒットを記録した。うん、そのくらいの現象だった。ヤツが騒いでいたのも頷けるな(笑)。
遅ればせながらここにたどり着きました。私は初めて買った当時EPが恋のハッピーデートでした。小学校6年でしたね。あれから40年近くなりますが、今だに聞いています。私の歳では話しが合う人が居なくて寂しいですが…当時はバーニーのファンでしたね。可愛くてそのパワフルな声量は群を抜いていたと思います。バーニーが亡くなったのもショックでした。こんなにも好きな人がいる事に安心しました!
>> 角森正信(かくもりまさのぶ) さん
ノーランズのことがわかってないって言ってるけど、それにしても知らなすぎだな 頼むから大ファンとか言わないでくれ
ノーランズ・・・懐かしいです^^
東京音楽祭なるものがあって
確かグランプリだったような?
ドリードッツ、ドゥーリーズ、トリックス・・・などなど
一つ当たれば、次々と・・・
よくぞ見つけてくるもんだぁって
当時は感心していたもんです(笑)
CD買おうかなぁ〜(^_-)-☆
introductionさん、買いですよ。僕も楽しみにしていますが、90年代のセレクションはほとんど曲がわかりません(笑)。
ありがとうございます!私は The Nolans(ノーランズ)の大ファンです。この記事の掲載に感謝します!
私はノーランズの大ファンですが、ファン歴としては浅いのと1980年、1991年当時は仕事が忙しく、テレビをほとんど見れなかったため、この当時の雰囲気が今一つ分かっていない面があります。
この記事を読み真っ先に高校時代の友人という”ノーランズの○○さん”を紹介して欲しいと思った位です。
『ダンシング・シスター(I’m In The Mood For Dancing)』ですが、この曲はイギリスでも凄く息が長い曲で今でも日本と同等以上の人気を維持しています。
また、現在の The Nolans(ノーランズ)は、グループとしての活動は難しいですが個々のメンバーはソロで活躍しております。
まだまだ The Nolans(ノーランズ)を宜しくお願いします。
角森正信さん、メッセージありがとうございます。
ノーランズの○○はとても紹介できるようなヤツじゃありません(笑)。
イギリスでは当時最高位3位だったようですね。でもあちらは過去の名曲をキチンと扱っている気がしますね。
並んで、アラベスクもよく聴いたなぁ。
さすが平成乃昭和さん、きてますねえ。♪かもんかもん、みすたぁもんきぃ♪ああなつかしい。