東京を遊びつくす明日へと走る!!

IMG_2250東京港区赤坂に燦然とそびえ立っていた赤坂プリンスが解体されのは一昨年のことだ。少しずつ背が小さくなっていく工法に注目が集まっていたその跡地に久しぶりに通りかかったら、もうこんなに高くまで伸びていた。来年開業予定とのことで、大規模工事が進んでいた。オフィスがメインで、上の方の何フロアーかがホテルとして営業するようだ。そのせいなのか以前の赤坂プリンスよりデザインは地味で、チョッピリ期待はずれだった。

赤坂プリンスといえば、バブル期にはクリスマスを過ごしたいホテルの上位に挙げられていた、恋人たちの憧れだった。イブの夜にはプレゼントを渡してシャンパンを開けてと、そんな夜を過ごした昭和40年男もいるだろう(僕には無縁だったが)。その地がオフィスとして機能するのはこれまたチョッピリ残念な気がする。ヤフーの本社が入る予定となっているそうで、楽天の二子玉川に対抗するには十分すぎる土地だろう。そしてその上階では恋人たちが幸せに過ごすと思うと、なんだか変な気分だが…。宿泊することはなかろうが、飲食店は使ってみたいものだ。

これは一昨年の3月のカットだ。少しずつ背が小さくなっていく話題の工法だった。
これは一昨年3月のカットだ。少しずつ背が小さくなっていく話題の工法だった。

1,000億円近くの予算がかかるそうで、まさしくビックプロジェクトである。そんな物件が今の東京にはゴロゴロしていて、オリンピックまでは建設ラッシュが続く。いろんなことでもめている東京五輪だが、そのおかげで2020年に向けて街が進化することは間違いなく、未来都市へと向かってガンガン突き進んでいくだろう。問題はそれ以降ということは誰もが考えていることだから、きっとうまく乗り越えていくだろうと楽観している僕だ。ネガティブを並べてもつまらないだけだもの。

俺たちは東京五輪を知らない最高年齢者だ。1個上の先輩が知ってるとは言いがたいが、それでも体験者であるには違いない。俺たちはまったく知らず、55歳の節目に開催されるのはラッキー世代と名乗っていいのではなかろうか。そしていろんな整備が進んだ東京をおっさんらしく満喫しよう。そのために今はめいっぱい働いて、少しでも多くの金を未来の街にバラまきたいものである。そいつが昭和40年男の粋ってヤツだな。

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4件のコメント

  1. 今から30年前の6月24日聖子ちゃんの隣で結婚式を挙げた場所ですな(^^)
    前にも書いたかみさんの叔父さんのコネで格安で(^^)
    それ以来行った事が無いですが(^^;
    いつか行けますかね(^^)
    田舎者の俺は赤プリ赤プリって言う単語の意味が解らず行ってびっくりした馬鹿者ですが (^^;

    • そうそう、赤プリって言ってました。スキーの人たちは苗場プリンスでしょ。

  2. 「ホテルのバーは安い。」・・・・・BY 麻生太郎

    ってなこと言って、利用してみたいものです。私には大衆居酒屋がお似合い。w

    • そうですね、言ってみたい。でも実際、街のバーとそんなに変わらないようですよ。

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