昨日はジュビロで有名な静岡県磐田市の福田漁港交流広場『ふくっぱ』でイベント仕事だった。本題から大きくそれるが、ご覧いただいているのはお世話になった宿だ。渋い。予算を少しでも軽減したいからこんなに古い宿なんだと今どきの若者達は嘆いているかもしれないが、ポジティブおっさんは歓喜してしまう。味があり、おいちゃんもおばちゃんもフレンドリーであたたかい。仕事でなければ訪れることのないだろう街でずっと営んできた宿だ。旅の風情を満喫できるじゃないか。「がんばってらっしゃい」と朝の見送りを受けて、この素晴らしい宿を後にしてイベント会場へと向かった。天気予報になんの不安要素もなく気合いバッチリで会場に着いた。
言うまでもなく暑かった。が、2週間前に3日連続でイベント仕事をこなした僕は強かった。ギンギラ太陽に真っ向勝負できる状態に仕上がっていて、全力で飛ばしてもまったく不安がなく、まったく人間てのはよく出来ていると我ながら感心させられた。
楽しみにしていたのはタメ年男鶴田竜二とのトークショーだ。カワサキやホンダで活躍したレーサーで今はバイク関連ビジネスでの成功者(レースもこなす)であり、だが一方でレースが好きで好きでチームを運営している。湯水のように金がかかるレース活動のためにビジネスに懸命になっているんじゃないかと思わされる、ネジの外れたナイスガイである。僕が2週間前にこなしたイベントとは彼らが主役の『鈴鹿8耐』で、鶴田のチームは見事11位で完走している。見事とはしたが、表彰台を狙えるチームだっただけに監督にとっては悔しいレースで、その辺りをえぐるように聞いた。
興味の無い方にもわかりやすく解説しよう。前日までの予選は絶好調だった。だが鈴鹿の神様は意地悪で、決勝当日の練習走行で転倒してしまったのだ。『鈴鹿8耐』では予備マシンを1台用意しているから、そちらでのレースに切り替えて練習走行の続きに出た。が、こっちも転倒してしまうという最悪であり、考えられないトラブルが生じた。ましな方を選択したがフレームにひびが入っていて、そこでなんと近くの溶接工場に持ち込んだのだ。この時、レース開始まで1時間半を切っていた。フレームはなんとか修復したものの、マシンは多くのトラブルをかかえたままでのスタートだ。そんな状態での完走11位はまさしく監督の執念といえ、さすがタメ年だとうれしくなり、同時に多くを学んだトークショーだった。
無事にイベントを終えられて、爽やかな疲れと真っ黒に日焼けした顔に大満足な今日だ。そして6月の頭から続いた週末イベント死のロードが、来週はついに途切れる。足かけ2歳の夏はそんな週末を含んで人生史に残る激務となり、その点も今日の晴れ晴れした気持ちに繋がっているのだろう…って、仕事の山はまだまだ高くそびえ立ったままだ(笑)。
お疲れ様です!
昨日は、友人の奥様の通夜があった為
12時前に会場を後にしました。
集合写真撮影に参加できなかったのは
残念でしたが…
山形県から来た
Facebookで知り合ったライダーとも
お会いできたり…
楽しませていただきました!♪
宮城県川崎町で開催される
u29ミーテング
オジサンなので参加できませんが(笑)
記事を楽しみに待ちたいと思います!♪
お越しいただきありがとうございました。声をかけてくれればよかったのに…。