昭和40年生まれの作陶家・辻 聡彦の個展『~情景を刻む~辻 聡彦 作陶展』が名古屋市中区の名古屋三越 栄店にて8月11日まで開催されている。
辻は有田焼で知られる佐賀県にある聡窯の3代目。主にグラデーションを使い、雨や日本の棚田、アメリカの大自然などをテーマに線刻の技法を駆使する。日展17年連続入選(2011年現在)の他、九州山口陶磁展(02年に最高賞)など地方展で受賞している。
本展は有田磁器をキャンパスに独自の表現方法で作陶される作家による新作展。イタリアを中心に欧州の街並みや、日本の風景をテーマに陶額から花器、食器に至る作品を一堂に展観するというもの。近くの方はぜひ足を運んでほしい。
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