東京・池袋の東武百貨店 池袋店 ８F催事場で『THE 世界名作劇場展 ～制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと～』が8月18日（火）まで開催されている。
昭和40年男にとって、世界名作劇場は馴染み深い。『フランダースの犬』『アルプスの少女ハイジ』に子供の頃涙した人も多いだろう。その制作会社である日本アニメーションは、1975年の創業から今年で40年を迎える。それを記念した展示会が現在好評開催中だ。
先にあげた２作品以外にも『あらいぐまラスカル』『赤毛のアン』などを生み出した世界名作劇場シリーズや、『未来少年コナン』『みつばちマーヤの冒険』など、日本アニメー ションにはどの世代にもグッとする名作アニメが揃っている。そのキャラクター設定の原画がこの展示会で初公開されている。それらはこれまで門外不出とされてきたものばかりだ。制作資料、セル画などの展示、映像、立体物などを通し、製作の舞台裏を知ることができる。また一般公開初となる原画の中には、宮崎駿の作品もあるという。世界名作劇場の第５作目にあたる『赤毛のアン』は演出・脚本を高畑 勲が、場面設定を宮崎 駿が担当しているが、今回は、その宮崎直筆のレイアウト原画30点が初公開されている。
知られざる名作アニメーションの制作現場を肌で感じるこの展示会。ぜひ子供と一緒に訪れてほしい。
『THE 世界名作劇場展～制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと～』
■会期：～8月18日（火）
■時間：午前10時～午後8時（最終日午後5時閉場、入場は各日閉場30分前まで）
■会場：東武百貨店 池袋店 ８F催事場
■入場料：一般・大学生800円、中・高校生600円、小学生以下無料
■ホームページ：http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/10f/event_the_world_meisakugekijyo.html