昨日はまだ気持ちの整理がついておらず書けなかったが、今日はやっと日常に戻れた。50歳を直前にして挑んだ『鈴鹿8耐』での壮絶な仕事を総括させていただく。結果としてまずは生きててよかった。倒れたら絶対にまずいとホントにビビっていた僕で、決勝前日は禁酒してのぞんだほどだ。
これが3日間続いたイベントの最終日のタイムスケジュールで、さらに加えてスタート直前に僕の大胆予想のトークを入れたから、計6本のステージイベントをこなした。
3日間で何ℓの汗をかいただろう。その分の水分を補給しながら、灼熱地獄の中で叫び続けた。人間てのは本当にすごいもので、初日、2日目と少しずつ暑さに慣れていき、3日目になるとキツく感じなくなくなる。とはいえ疲労は半端でなく、すべてのイベントが終わった後には立っていられないほどで、お客さんの前で踏ん張っていたステージを眺めながら、しばらく大の字に寝転がって動けなかった。持っている力をほぼ出し切れた充実感と、あそこはこうすれば良かったとの反省もポロポロと出てくる。いろんなことを考えながら、この仕事を任された幸せを噛み締めながらもずっと立てなかった。だが「打ち上げに行こう」と声がかかると元気に立ち上がった僕だ。
努力がすべて結果になるならそんなラクなことはない。努力に努力を重ねてきたのだが、僕のもっとも近しいカワサキチームの結果は9位に終った。ライダーたちは今日になってもまだまだ吹っ切れていないだろう。でも表彰台の真ん中を目指して多くの努力を重ねたことは、そのまま来年のこの舞台での戦いにきっと通じる。
ライダーたちとはレベルが違うが、僕も暑さ対策のための体力増強と減量したのは、シンドイ仕事を倒れずに乗り切るための努力だった。が、やはりすべてがすべてうまくいったわけじゃない。でも努力してのぞんだ分だけ充実感は大きく、細い体を手に入れることが出来た(笑)。
僕をサポートしてくれたレースクイーン『KAZEギャル』のチーフを務めた、神崎まなみもこんな風に書いてるから見てやってほしい。彼女は去年に引き続きの起用で、心配になるほど力を込めてくれた。4人いた『KAZEギャル』の1人が土曜日に倒れてしまい、その分だけ仕事量が増えたのにも関わらず、嫌な顔ひとつしないで乗り切ろうとするけなげな姿勢におじさんはたくさんのパワーをもらったのだった。彼女たちや応援に駆けつけてステージを手伝ったくれたカワサキのモトクロスライダーの三原選手、そしてたくさんのスタッフのおかげでやり切れた。50歳直前男を奮い立たせ、今も大満足の気分を味わっているのはそんなバックアップのもとに素晴らしいお客さんたちと心をひとつに出来たことである。すべてに感謝している。ありがとうございました。
糞暑い中のイベント、本当にお疲れ様でした。
観戦してるだけでも熱中症で倒れそうになる中、イベント進行はとても大変だったと思います。
来年も8耐inKCBM絶対やってくださいね!カワサキユーザーでほんと良かった!
6R乗りさん、ブースにお越しいただきありがとうございました。
来年のことはまだ白紙ですが、やることになったらよろしくお願いします。
すげぇ、まさに耐久ですね。
お疲れさまでした。
ca-niさん、ありがとうございます。そうなんですよ、最後のステージが終ったのは9時前でしたから。すげぇですよ(笑)。