今日は羽田から飛行機に乗って取材に出かけるんだぞー。ぬぁんと、
ラブコールを送り続けていた中日ドラゴンズの山本昌投手が取材に
応じてくれることになった。パチパチパチ。決定したのは月曜日で、
今日夜には沖縄入りして明日の朝キャンプ地である北谷(ちゃたん)に
入り、スポーツカメラマンに混ざってファインダー越しに追いかけ、
さらに午後からインタビューして帰って来るという強行軍である。
僕たち昭和40年男にとっては、いまだ現役であるというところに大きな
価値がある。ミュージシャンや俳優なら円熟という武器が加わる場合があり、
スーパービジネスマンやクリエイターなら経験という羽を得るかもしれない。
だが、スポーツ選手にとって加齢はプラスよりもマイナス要素の方が
確実に大きいはずだ。タメ年だからその衰え具合もよくわかる。
去年の彼は、前半をキャンプでのケガで棒に降るも、8月からの短い期間で
5勝を上げている。これってすごいことだよ。フルシーズンやっていたら
12〜3勝だよ。そんなシーズン中につねにオファーしてきたが、ここにきて
やっとのことでOKとなった。キャンプ地でという少々つらい条件付ではあるが、
がんばる価値は十分にある。スポーツ雑誌ではない、タメ年雑誌としての
切り口で聞けば普段見ることのない記事がつくれるかもしれない。
問題は、時間をどれくらい取ってもらえるか。テレビや新聞といった取材が
中心の彼らにとって、雑誌の長時間インタビューというのはあまり多くはない
はずだ。「ひと言お願いします」とか、一問一答でズンズン進むといったもの
ばかりだろうからねえ。事実、創刊号での渡辺久信監督のときはすごく短くて、
後半は駆け足状態だった。球団サイドも「1時間はちょっと…?」という、なんとも
つかみづらいコメントであった。とにかく、出たとこ勝負でがんばります。
前々号でやった宇宙飛行士の野口聡一さんインタビューも25分だったのだから。
きっと短くてもなんとかなる。でもね、長くやればやるだけ濃くなるのは当然のこと。
それに沖縄まで飛んでいって、25分じゃあまりにも悲しすぎるから、1分でも
1秒でも長く話を聞きたいと願っている今日なのである。では行ってきま〜す。
おおっ、とうとうきたか・・・
同級生への取材だ!中、高と同級生だった訳で・・・。
どんな話ができるのか、楽しみだ。
21日の浅草が楽しみ~
エピソードとかしっかり教わっておけばよかった。ちょっと後悔っす。浅草でいい報告ができるように頑張ります。
初めてコメントします。創刊号からの読者で毎号楽しみにしている昭和40年男です。
実は以前仕事で山本昌さんと何度かお話したことがあります。
プロ野球選手らしい大きな身体ですが、とても気持ちの優しい方です!
スポーツ紙では聞けないお話しを引き出して下さい。
楽しみにしています。
創刊号からですか、ありがとうございます。気持ちの優しい方と聞き、少しだけ重荷が軽くなりました。期待にそえるような原稿を目指して頑張ってきます。