【タメ年たちの大活躍!】北海道大学の公開講座で「学問の自由」について語る。

表現の自由と秩序
表現の自由と秩序 資料

昭和40年生まれの法学者・田口正樹が、7月30日に開催される北海道大学の公開講座にて講師を務める。

「表現の自由と秩序」と題して行なわれるこの公開講座は、7月23日より4人の講師が4回に分けて講座をもつ。表現の自由をめぐる多様な問題が深刻さの度合を増している昨今。フランスでは風刺表現がテロリズムにつながったのは記憶に新しいところ。我が国でも政府の政治報道に対する圧力が取り上げられていたり、ヘイト・スピーチは野放し状態であり、表現の自由の持つ意味、どこまで保護されるべきなのか、議論の別れるところだ。

田口は、第2回目の講座を担当。タイトルは「大学の歴史から見た学問の自由」となっている。西洋と日本の大学の歴史を振り返りながら、学問の自由を保障するために大学が果たしてきた役割を考え、現在の日本でどのような問題があるかを展望するという。申込は7月10日までとなっているので、興味があるならぜひ参加してみてはいかがだろうか。

北海道大学 平成27年度公開講座「表現の自由と秩序」

<開講日程>
【第1回】7月23日(木)
 「『シャルリ・エブド』と表現の自由を考える-移民、風刺、宗教」
 北海道大学大学院法学研究科・公共政策大学院 准教授 吉田 徹

【第2回】7月30日(木)
 「大学の歴史から見た学問の自由」
 北海道大学大学院法学研究科 教授 田口正樹

【第3回】8月6日(木)
 「表現の自由と民法」
 北海道大学大学院法学研究科 教授 池田清治

【第4回】8月20日(木)
 「ヘイト・スピーチと表現の自由」
 北海道大学大学院法学研究科 附属高等法政教育研究センター長 教授 尾﨑一郎

<概要>

  会 場:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W203室(札幌市北区北9条西7丁目)

 受講資格:満18歳以上の方

  定 員:50人

田口は北海道大学大学院法学研究科教授で、東京大学法学部卒業後、東京大学法学部助手、北海道大学法学部助教授を経て、2002 年より現職。著書に『法のクレオール序説 異法融合の秩序学』(北海道大学出版会、共著)、『複数の近代』(北海道大学図書刊行会、共著)がある。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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