昭和40年生まれの現代美術家・ヤノベケンジが製作したオブジェ『Sun Sister』が兵庫県立美術館から神戸市立王子動物園までの間を結ぶ沿道、通称ミュージアムロードに設置されている。
『Sun Sister』は、高さ約6m、外装FRP、ステンレス、鉄骨構造の作品。ヤノベケンジによれば「過去・現在・未来を見つめ、希望の象徴としての「輝く太陽」を手に持ち、大地に立つ少女像」だという。2014年にヤノベケンジがディレクターを務める京都造形芸術大学にて有志学生と共に制作し、プロトタイプが各地で展示され、話題を集めたので覚えている方もいるかもしれない。
『KENJI YANOBE Archive Project』によれば、東日本大震災後、復興の希望のモニュメントとして制作した『Sun Child』も同氏の作品だが、その姉のような存在だという。阪神・淡路大震災から20年となる2015年に合わせ、「生きる希望」を讃え、再生・復興を祈念するモニュメントとして構想された。作品は上記サイト及び公式サイトで設置途中のものが確認できる。
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