仕事を終えて深夜にやっとのことで帰宅する。家族はすでに眠っている。
「ああ、今日もタフな1日だったぜ」とつぶやき、鉛のように重たくなった体をソファーに沈めてハードボイルドなため息をつく。そこに寝室からトコトコとややアップテンポな足音が忍び寄ってきた。
深夜はほえると怒られことを知っているから決してそうはしない。ソファーに深く沈んだ僕に飛びかかってきて「お帰り、お帰り」とまるで言ってくれているように、体をすり寄せながら喜びを表現してくれる。この瞬間の癒され具合といったら、もう感謝感激である。
「よしよし」と撫でてやり…。これ以上はハードボイルドな僕だから表現を避けよう。だがもしもビデオに撮られでもしたら、僕の人生は奈落の底へと落ちていくことは間違いない。我ながら情けないほどのかわいがりぶりだ。疲れを取るように癒してくれた後は、途中だったのを取り戻すようにこうして眠りに就くのだ。
飼い始めは、一切の世話なんかしないし、距離をとったつき合いをするなんて宣言していたのに、人間ここまで変わるのかと我ながら笑えてくる。たかがペット、されどペットで、日々疲れ果てている昭和40年男にはきっといい相棒になってくれるだろう。ただしけっこう金がかかる。ちなみにコイツは雑種で購入価格こそ激安だったが、メシ代や予防接種、散髪なんざ人間さまより高いときたもんだ。とはいえ、それだけの投資に値する効果効能を感じている。みなさんも50歳を迎えた自分のご褒美にいかがだろう。
ただ、寿命のことを考えると今から頭が痛い。僕よりずっと長い時間を過ごしている家人にとっては、僕が逝っちまうよりショックを受けそうだもの(笑)。
我が家はアメショーのメスです。
2歳になりもう立派なレディ、です(笑)
深夜の帰宅でもじっと待っていてくれる。
出かけるときはそっと玄関で見送ってくれる。
ほんとに癒されます。
でも、皆さんと一緒。いつかはお別れが、と思うと
胸がきゅーっとなります。
2歳だったらまだまだ先ですよ。ウチなんか猫16歳と犬11歳ですから。
胸がきゅーっとはまさしくそうですね。
我が家はクロネコです。
良い相棒で癒されてます。
我が家では猫も頑張ってくれてます。16歳のおばあちゃんです。