何でもかんでもポイポイ捨ててしまうお袋のせいで、幼少から青年期のコレクションはほとんどがゴミとなってしまった。アルバム7冊分も持っていた仮面ライダーカードやプロ野球カードなんて、今持っていたらひと財産だろう。後に『昭和40年男』なんて雑誌を立ち上げることとなったのだから、なおさら惜しまれる。読者さんとの集い『浅草秘密基地』では当時のお宝を持っている方々が多く、写真や実物を持って来てくれることもしばしばあり、それらに「おーっ」と歓声が上がる。その度にお袋を恨む僕だ。
そんな通称ポイポイ星人もさすがに楽器だけは手を出せず、中高生時代に燃えたギターたちは今も手元にある。中学1年生の時、エレキは価格的に手が出ずにヤマハのアコギを買った。その後はエレキを次々と手に入れていき、今も僕の大好きなギターは中学3年生の時に手に入れたストラトキャスターのコピーモデルと、17歳の時に買ったテレキャスターのコピーモデルだ。当時の価格で6万円ちょっとと4万円弱で、以来ずっと弾き続けていると考えるとコストパフォーマンスはすこぶるいい。後にも多くのギターを手に入れたが、この2本への愛は深まるばかりである。そしてもう1本が、このもらいもののモーリスだ。
高校時代に“F”が抑えられず挫折した友人が譲ってくれた。こうして乱暴に扱っても大丈夫で、若干の狂いはあるもののノーメンテで今日まで30年以上に渡って付き合っている。「安物」と譲ってくれた友人は言っていたが、しっかりとしたデカイ音を出し続けているのだからさすがメイドインジャパンである。現在コイツは、土手でビールを呑みながら歌うときに大活躍する。先日も昭和40年男たちの土手飲み会で素晴らしい音色を披露してくれた。
当時の宝物と接すると、当然ながら想い出がフラッシュバックする。汗びっしょりになって練習に励んだ日々や、ライブやコンテストに出て味わった感動や挫折とか…。そしてなんといってもでっかい夢を見て邁進した気持ちだな。当時モーリスの広告は「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない!」とのキャッチコピーだったが、今のところスーパースターになれていない。まあ、まだまだこれからだとモーリスを弾くことにしよう。
どこの家庭も,母は強しですね。
うちも,ライダースナックのカードやプロ野球スナックのカードを捨てられましたが,
中でも創刊号から集めてたHot dog Pressを古紙回収に出された時は,
怒りすら覚えました(苦笑)
それ以来,大事な物は手元に置くことにし,実家に置くのをやめました^^
創刊号からの『Hot dog Press』がポイとは痛すぎますね。僕のミュージックライフ3年分はなぜか助かってます(笑)。
浅野さん!呼びました?(笑)
湿度はいかん!!!!(笑)
乱暴に扱っても構いませんが
雑には扱わないでくださいね~(ギターのつぶやき)
やばっ、怒られた。愛情はデカイですよ!
やっと出たね写真(^^)
Mさんが見たら怒りそう(^_^;)
またやりますか土手呑み(^-^)
浅野さん、ぜひ土手呑みしましょう。あの開放感とまっ昼間の罪悪感はたまらないですよね。