昭和40年生まれの俳優・村杉蝉之介と津田寛治の二人が出演する映画『虎影』が、6月2日(土)より全国の映画館で順次公開される。
里で妻子と穏やかに暮らしていた、かつて最強と呼ばれた忍者・虎影に、忍者の首領は家族を人質に財宝を奪ってくるよう命じる。家族を守るため、財宝をめぐって壮絶な戦いに身を投じていく――。斎藤 工が主演を務める本作は、8月・9月に連続公開予定の実写版『進撃の巨人』の特殊造型プロデューサーを務める西村喜廣がメガホンをとったアクションエンターテインメントだ。二人の昭和40年男の他、芳賀優里亜、しいなえいひ、鳥居みゆき、清野菜名といった個性派が集結し、壮絶なバトルロイヤルを繰り広げる。
詳しい役柄については不明ながら、公式サイトではいずれも奇妙な化粧や衣装が印象的。濃密なアクションやホラー的な要素、コメディやヒューマンドラマがてんこ盛りとなっている新しい世界観をもった本作で、昭和40年男がどのような演技を見せてくれるのか、期待したい。
津田寛治は1993年『ソナチネ』(北野武監督)でデビュー以来、映画、ドラマ、舞台などで活躍。02年には『模倣犯』(森田芳光監督)でブルーリボン賞助演男優賞を受賞し、現在放送中のドラマ『食の軍師』(TOKYO MX)ではドラマ初主演も務めている。一方、村杉蝉之介は94年より大人計画に参加し、独特の空気感をもつ個性派として活躍。映画、ドラマなどに出演する傍ら、阿部サダヲ、宮藤官九郎らと結成したパンクコントバンド・グループ魂でも活動を続けている。
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