本日僕は、全国88万読者の皆さんの期待を背負い、フレッシュひたち9号に
揺られ勝田へと向かう。一昨日も書いたとおり、今回ほど厳しい挑戦に
なるのは初めてのことで、雑誌に書かなかったら絶対にキャンセルしていた。
逆にそのおかげでこのチャレンジができるとポジティブに思えばいいのである…が。
♪だけどチョットだけどチョットと僕だって怖いな♪ そう、怖いのである。あの距離を
走るという世界を知りながら、この体たらくな体で臨むことがことがである。
以前煙草をやめて好タイムを出したのを見習い、この2日間は禁酒してみた。
数時間後、僕は苦しい思いをしながら走っていることだろう。その数時間後、
笑顔でゴール地点にいられるだろうか? もしかしたら救護バスに乗り込んで
いるかもしれない? いや、それだけはしないようにしなくちゃ。棄権では
なんにも生まないものね。
願掛けというか、毎回フルマラソンに向かう電車ではおにぎりを5個食べる。
具を変えて握ってもらったおにぎりは1つだけ小さい、名付けて
“42.195kmおにぎりセット”なのだ。なぜ具を変えてもらうのか?
1つ1つが10kmごとに効いていること、エネルギーになっていることを
イメージするというバカな願掛けだ。たとえば、ひとつ目を頬張ったら
梅干しだとしよう。「入りの10kmは梅干しが効いているよねー」
4つめが明太子だとしよう。「さあ、4本目の10kmは明太子パワーで行くぞー」
と、こんな具合である。1つ小さいのが、仕上げの2.195kmの分である。
今年もコイツで乗り切るのだが、うちのおにぎりデカイのである。
デカイから前半はお腹が重たいくらいで、これが逆に毎年タイムを
メチャメチャに崩すことがない秘訣なのかもしれない。前半は気持ちよく
ペースに乗れてしまうものである。それでスタミナ切れが早い段階で
きてしまったり、足をつってしまったりといったことで後半延々歩いてしまい
残念な結果となる。ところが僕は20kmくらいまでお腹が重くてペースに
乗れないのである。おっさんランナーはこれくらいでいいのだ。
明日、ここに誇らしげな駄文を綴れるように、諦めないでがんばろう。
では、行ってきま〜す。
北村様 昨日は勝田マラソンお疲れ様でした。私は編集長の呼びかけどおり「昭和40年男」として所属を記載したのですが、私と北村様以外は「昭和40年男」が確認できませんでした。残念です。。。。
地元ということもあり私は毎年出場しています。加齢に伴いタイムはここのところ伸び悩んでいましたが、今年はいつになく練習し、自己ベストの3時間41分でした。途中30キロ過ぎに足がツッてしまい何度もマッサージしながら何とか気力でがんばりました。今年46歳を迎える40年男ですががんばっていきましょうね。本誌、毎回楽しみにしていますよ!
3時間41分とはすばらしい。しかも自己ベストとはおめでとうございます。足をつっても後半踏ん張ったのも、相当ツライ闘いですよね。僕も一度30km地点でやったことがあって、太股の裏に鉄の棒が入っているかのように突っ張ったのを覚えています。チーム昭和40年男がたったの2人でもこの大会を完走したことが、すごくうれしいっす。来年はぜひ、会場のどこかで会いましょう。