昭和40年生まれの2人が編著した書籍『EUの規範政治 グローバルヨーロッパの理想と現実』が6月16日に発売される。
環境、人権、移民、安全保障――EUの対外的な規範パワーはいかにして形成されるのか。そのメカニズムに14名の編著者が迫っているのが本書だ。編著に当たったのは臼井陽一郎。新潟国際情報大学国際学部教授でEU政治を専攻し、『紛争と和解の政治学』(共編著、ナカニシヤ出版、2013年)、『環境のEU、規範の政治』(ナカニシヤ出版、2013年)などの著書がある。
そして、第4章を執筆しているのが同じく昭和40年生まれの松尾秀哉だ。東邦ガス株式会社、株式会社東海メディカルプロダクツ勤務を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、聖学院大学政治経済学部を経て現在、北海学園大学法学部教授を務める。著書にはヨーロッパ政治、比較政治学を専攻し『ベルギー分裂危機─その政治的起源』(明石書店、2010年)、『模索する政治─代表制民主主義と福祉国家のゆくえ』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2011年)、『紛争と和解の政治学』(共編著、ナカニシヤ出版、2013年)、『物語ベルギーの歴史─ヨーロッパの十字路』(中公新書、2014年)などがある。
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