唐突ながら、そしてタイトルとも無関係ながら、みなさんにとって好きな月は? 夏好きの僕にとっては、梅雨が明けて夏本番を迎える7月がいい。新緑がブワッと吹き出して目にまぶしく、やがて来る夏を予感させてくれる5月も大好きだ。年齢のせいか暑さに弱くなってきている気はするが、今のところ夏好きは変わらず、今日は5月の最終日でチョッピリ寂しい。
今年の東京は暑い日が多くて、昨日もまるで真夏のような太陽ギンギラの青空が広がっていて気持ちよかった。今日はこれからハーフマラソンの大会にチャレンジだから、あまり暑くなってほしくないのだが予報では最高気温が29度のこと。つらいレースになりそうだが、大好きな5月の最終日にふさわしい炎の走り(笑)、いや巳年らしいしつこい走りでゴールを目指すぞ。
毎月末日を迎えると、年間の目標に対しての成果を考え、反省しながら次の月の対策を練る。早くも今年になって5回目の末日を迎えた今日で、いい面と悪い面が重なり合っていることに一喜一憂させられている。悪い面はキチンと修正したいところだ。目標はすべて心技体を充実させるところに通じていて、クリアするように毎日を生きれば成長と結果はかなり見込まれる。だがしっかりと成果を得るのは困難で、某トレーニング会社のCM「結果にコミットする」を見る度に頭を掻くおっさんなのは情けない。
反省つつも、奮闘しているなと思えることもしばしばあり、そこにはチャレンジが強く関わっている。つい先日、尊敬する先輩からもチャレンジに関わるレクチャーをいただき頷くばかりだった。ざっくりとだが解説すると、過去の成功体験、現在の分析、そして未来への挑戦。この3つがキチンとバランスされていることこそが仕事マネージメントであり、そのままライフワークでもあるとのことだ。おっさんになればなるほど、過去の成功体験を引き出しにたくさんしまい込んでいるから、引っ張り出しながらそこそこの結果は出せてしまう。これは以前、40代からは気をつける点なのだと、別の方からも説教してもらったことがある。加えて、先輩がおっしゃる現在の分析もこの歳になれば上手になる。双方とも悪いばかりの要素じゃないが、とかく欠けてしまいがちなのが未来への挑戦だ。加齢とともに「よっこらしょ」が強くなってきている。だからズルズルと2つの要素、もしくはどちらか1つでさまざまな場面を組みあげていってしまう。これがよろしくないのだと先輩は言う。
そこで俺たちおっさんは、3つをバランスさせる癖をつけなければイカン。挑戦は困難であるからこそ価値があるのだと自覚すればいい。「よっこらしょ」を繰り返せばその先にきっと成長と結果がついてきて、心技体の充実に繋がるはずだ。
さあ、明日より新しい月が始まる。今日は己を反省しつつ、また褒めつつ、いいイメージを練り上げる日にしようじゃないか。もちろん、ビールを呑みながらでなんら問題ないさっ(笑)。意識を強く持っていけばいい。僕は完走後に、ポジティブな6月のイメージを共に戦った仲間と騒ぎながら練り上げるつもりだ。いざっ、チャレンジングな会場へ行ってくるぜっ!!