ライカカメラジャパンは、 デジタルレンジファインダーカメラ 『ライカMモノクローム(Typ246)』(税込・113万4,000円)を発売した。
モノクロ写真や昔の白黒映画の良さにはっとさせられるときがある。 今は高画質カメラが当たり前で、テレビもハイビジョン。 くっきりはっきりとした発色があるのが当たり前になった。 しかしモノクロ写真の何とも言えないアート感覚、郷愁へ誘う雰囲気は今でも人気で、決して廃ることはない。 どんな場面も、風景も、映画のワンシーンのようにしてくれるのは魅力的だ。
この度、待望の発売となったのがモノクロ専用カメラだ。 これは カラー撮影可能な通常モデル『ライカM』(Typ240)をベースに、 撮像素子のカラーフィルターを外すなどの変更を加え、 モノクロ写真の撮影に特化している。すでに2012年に ライカMモノクロームは有効1,800万画素のフルフレームCCDセンサーを採用したモデルが登場している。 今回はこの第2世代と言える。ライカM (Typ240)同様の有効約2,400万画素CMOSセンサーの採用や、高速化した画像処理エンジン、大型バッテリーの採用による撮影可能枚数の増加が新型のポイント。ライブビュー撮影や動画記録への対応といった特徴も継承している。
これさえあれば、いきなりアート作品が撮れてしまうに違いない。