ニコラス・ケイジ主演映画『レフト・ビハインド』が
6月27日より新宿バルト9ほか全国ロードショーとなる。
昭和40年男と同世代の俳優、ニコラス・ケイジの最新作が今週土曜から公開となる。
アクションスターとして揺るぎない地位を確立した彼が扮するのは経験豊かなジャンボジェット機のパイロットだ。娘を持つ一人の父親として同世代の等身大の役を演じる。
原作はシリーズ累計6,500万部を超える大ベストセラーとなった作品。あっと驚くようなストーリー展開で、世界の危機を壮大なスケールで描いている。
ストーリーは――その日突然、数百万を超す人間が姿を消した。世界中でライフラインが機能を停止、地上は未曾有の混乱状態に陥り暴動が勃発する。一方、高度30,000フィートの上空でも同様に、ジャンボジェットの機内から大量の乗客が、着ていた衣服と荷物を残して忽然と姿を消してしまう。管制塔との連絡は途絶え、乗客たちがパニックを起こす中、彼らの命を預かるパイロットのレイは、地上で危機的状況に残された愛娘の身を案じつつ、自らも命を懸けた決断を迫られるのだが・・・。
アクションだけではなく、観終わった後に考えさせられるような深い余韻を残す映画だ。昭和40年男におすすめの作品である。
『レフト・ビハインド』
■出演:ニコラス・ケイジ、チャド・マイケル・マーレイ、キャシー・トムソン
■原作:ティム・ラヘイ/ジェリー・ジェンキンズ著
「レフトビハインド」(いのちのことば社フォレストブックス刊)
■監督:ヴィク・アームストロング
2013/アメリカ/89分/原題:LEFT BEHIND/(C)2014 LEFT BEHIND INVESTMENTS, LLC.