昭和40年生まれのコンサルタント・池田純一の著書『〈未来〉のつくり方 シリコンバレーの航海する精神』が講談社現代新書にて5月19日より発売された。
本書はイノベーションの聖地であるシリコンバレーや、それを支えるアメリカ社会が、なぜ未来を語り続けるのか、を切り口にした新たなアメリカ論だ。彼らが考える未来とは、自ずからやって来るものではなく、自分たちで築くもの。なぜそのように考え、行動し続けるのか? IT関連のイノベーションや、グーグル、フェイスブックやアマゾンといった企業活動などを事例としながらアメリカの知られざる側面を解き明かそうとする一冊になっている。
池田は電通総研にて情報メディア産業領域で、デジタル放送、ブロードバンドを中心に新規事業コンサルティング業務、政策調査研究業務に従事後、電通へ転籍。電通上場に伴うデジタル化への対応としてインターネット、コンテント分野の戦略策定に関わる。その後、コロンビア大学大学院に留学しメディア・コミュニケーション産業政策・経営を専攻する。帰国後に同分野を専門とするFERMATを設立する。著書に『ウェブ×ソーシャル×アメリカ』(講談社現代新書)、『デザインするテクノロジー』(青土社)、『ウェブ文明論』(新潮選書)などがある。
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