さてさて、今日も昭和40年男の最新号について紹介させていただきましょう。
昭和40年男が出会ったビジュアルのうちで、強力な印象を残しているのが横尾忠則さんではないでしょうか。今回の特集ではなんと本誌の求めに応じてインタビューにこたえてくださいました。アトリエにお邪魔すると、そこには数々の作業中の作品や画材がたくさん並び、今も創作活動への情熱が衰えてないことを窺わせます。御本人は1936年生まれの79歳とは思えないほどかくしゃくとしていて、朝いちばんだったこともあって「眠いなあ」と仰りながらではありましたが、その話され方を含めてまったく年齢を感じさせません。
インタビューでは、デザイナー時代のことを中心にお話ししてくださり、昭和40年男が馴染んでいる作品についてもいろいろと語っています。そのひとつが『ムー』。昭和40年男にとって『ムー』『ムー一族』(いずれもTBS系)のオープニングは鮮烈だったはず。演出・プロデュースを手がけた久世さんとのやりとりや経緯などについても聞かせてくれている。その他、YMOをはじめとする知られざるエピソードが多数。この記事だけでも買う価値のあるインタビューになっていると思いますのでぜひ。