昭和40年生まれの認知心理学者・牧岡省吾が、堺市・大阪府立大学が連携して開催するセミナー『持続可能な現代社会の創造に向けて』に講師として参加する。
持続可能な社会の構築に向け課題解決できる人材の育成を目指し、堺市との連携により連続セミナーを行っている大阪府立大学。これらを担う同校の教師陣が講師となって、連続セミナー(全 6 回)を市民に向けて開催し、同校が持つ知識・技能を広く還元しようというのが本セミナーの概要だ。平成 25 年度から開催してきた同セミナーは3 年目となる。今回は同校の学生や、堺エコロジー大学との共催イベントなど、装いを新たにした連続セミナーが予定されている。牧岡は、全6回中のラストを飾る第6回の講師を務める。
牧岡は岐阜県生まれで、大阪女子大学助手から05年の府立三大学統合により大阪府立大学人間社会学部助教授、教授を経て、現在は同校現代システム科学域 環境システム学類の教授を務める。認知心理学を専門とする牧岡によれば、認知心理学、認知科学、脳科学(神経科学)といった分野の進展により、ヒトの心のあり方を客観的に捉えることが可能になってきているという。本セミナーでは、他のどんな動物とも異なるヒトという種の心の性質から、持続可能社会実現への手がかりを探る。
<持続可能な現代社会の創造に向けて>
時 間:昼2:00~3:30(9/19のみ未定)
場 所:I-site なんば(大阪市浪速区敷津東2-1-41)
対 象:誰でも参加可
定 員:100名
受講料:無料
<開催内容>
第1回 5月16日(土)「若者世代が創る“持続可能な未来”」 伊井直比呂
第2回 7月18日(土)「コストマネジメントの実際:コスト情報を使いこなす」山本浩二
第3回 9月19日(土)「堺エコロジー大学との共催イベント(親子むけ)」
第4回 11月28日(土)「現代システム科学域における教育研究の成果」学生によるリレー発表
第5回 1月23日(土)「コンピュータを活用した新しい学びの創出」瀬田和久
第6回 3月19日(土)「ヒトの心と持続可能性」牧岡省吾
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!