昭和40年生まれの俳優・歌手の石丸幹二による舞台作品『兵士の物語』のCDが4月15日に発売される。
『兵士の物語』は、朗読と演劇、バレエを総合した作品で、20世紀を代表する作曲家・ストラヴィンスキーが1918年に発表した寓意に満ちた名作だ。この兵士と悪魔のやりとりから始まる数奇な運命の物語を石丸が語る。
フリー転身後の2009年よりさまざまな演出家のもとでこの作品に取り組んできた石丸が満を持してリリースする本作。演奏は作曲家ストラヴィンスキー本人がタクトを取り録音した1961年の組曲盤に、朗読版用として1967年に新たに追加録音された音源で構成された全曲盤となっている。
兵士の物語 – 第1部 導入部:兵士の行進曲
兵士の物語 – 第1部の音楽 小川のほとりの唄
兵士の物語 – 兵士の行進曲(リプライズ)
兵士の物語 – 第2場の音楽:パストラール
兵士の物語 – 小川のほとりの唄(リプライズ)
兵士の物語 – 第3場の音楽:小川のほとりの唄(リプライズ)
兵士の物語 – 第2部 兵士の行進曲(リプライズ)
兵士の物語 – お城の行進曲
兵士の物語 – 小さなコンサート
兵士の物語 – 3つの舞曲 1. タンゴ
兵士の物語 – 3つの舞曲 2. ワルツ
兵士の物語 – 3つの舞曲 3.ラグタイム
兵士の物語 – 悪魔の踊り
兵士の物語 – 小さなコラール
兵士の物語 – 悪魔のクープレ
兵士の物語 – 大きなコラール
兵士の物語 – 悪魔の勝利の行進曲
管楽器のための交響曲
石丸は幼い頃より音楽に触れて育ち、1987年に東京藝術大学音楽学部声楽科に入学。90年に劇団四季『オペラ座の怪人』に出演し俳優の道を踏み出す。2010年には歌手として初のソロアルバムをリリースし、本格的に音楽活動をスタート。また2013年にはドラマ『半沢直樹』(TBS系)でエリート銀行員・浅野支店長を演じ一躍注目を浴びた。今年はNHK大河ドラマ『花燃ゆ』にも出演し長州藩の重臣・周布政之助役を演じている他、CMにも出演、音楽活動も活発に行なっている。
ちなみに、4月29日昼3:00には宮崎県宮崎橋交差点特設ステージにて、石丸の『兵士の物語』が披露される模様。これはみやざき国際ストリート音楽祭2015 ストリート演奏会と題したイベントで、宮崎国際音楽祭の一環として開催される。近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
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