晴れ渡る空と富士山が見事な富士スピードウェイには、老若男女が笑顔で集結していた。
その数、1,400チームを超えているとのこと。1チーム10名までとのことで、応援も含めると
2万から3万人くらい入っているだろう。すごいにぎわいである。
昨日、山中湖で宴に興じた9名に加え、昨日から場所取りに入ってくれていた1名を加え
10名のメンバーがそろった。行くぜ。
監督は編集の金子が務める。ヤツはチャリンコ雑誌でも執筆していたほどの男であるし、
モータースポーツにも明るいからうってつけといえる。
彼が立てた作戦は、ローテーションを組み1人一周でつないでいくというもの。
これでひと回ししたら、また作戦を練ろうということで、極寒の中でオーダーが発表された。
1番、サード、番長。
お馴染み浅草秘密基地で常連となってくれている男で、この企画を持ってきた男である。
「こんなレースあるんだよ」と、プリントを持ってきたことがキッカケで、今日ここに10人が
集結することとなったその張本人だ。
2番、キャッチャー、金子。
ここに監督を配したのは、もちろんワンツーで調子に乗りたい、いい位置につけたいという
箱根駅伝の早稲田大学戦法だろう。
3番、ライト、小笠原。
ご存知泣く子も黙らない副編である。この男もチャリンコには精通していて、
日本一周のキャリアを持つ。
4番、ファースト、佐伯。
この日のために加圧トレーニングによる特訓を積み、
逆に腰を痛めちゃったりした恐ろしい男だ。
5番、レフト、足立。
ご存知編集部のエースである。今日ここに連れ出されたのは
浅草秘密基地で盛り上がってしまったからに他ならない。
6番、セカンド、長谷川。
うちのイベントには常連だが、なぜか浅草秘密基地だけは顔を出さないという、
少々謎を秘めた空飛ぶ(航空会社勤務)男だ。
7番、ピッチャー、福原。
『昭和40年男』見て興奮気味にコンタクトを取ってきてくれた。
爽やかさが売りのナイスガイである。
8番、ショート、程島
浅草秘密基地に突如スーパーカー消しゴムを持って現れた、
フォルクスワーゲンをこよなく愛する優しき男である。
9番、補欠、北村(僕で〜す)。
「自転車嫌いっす、怖いっす」
10番、センター、武田
編集部員。元山男というずば抜けた体力を武器に参戦となった。
酔っぱらうとテーブルの上のものを全部食べちゃう、食いしん坊万歳なヤツだ。
というオーダーが監督によって組まれた。
さあ、スタートとなるのだが、今日はもう体力の限界なので続くよーん。