【タメ年たちの大活躍!】イラストレーターデビュー。

『賢く値切ろう葬式代』(小粒すずめ 著/彩流社刊)
『賢く値切ろう葬式代』(小粒すずめ 著/彩流社刊/1,300円 + 税)

昭和40年生まれの紀行作家・カベルナリア吉田が、表紙絵と挿絵を手がけた書籍『賢く値切ろう、葬式代』(小粒すずめ 著/彩流社)が3月19日より発売された。

20年間親の介護をし、見取り後ウツになり、回復したという著者が、日常の介護から葬儀屋・マイ葬儀・マイお墓の選び方まで体験エッセイでアドバイスするという本書。そのイラストを担当したのがカベルナリア吉田なのだ。

カベルナリア吉田は、読売新聞社を経て2002年より独立。車を使わず自分の足で歩く「実踏の旅」にこだわり、沖縄と島を中心に全国を旅して紀行文を執筆している。近著に『石垣宮古ぐだぐだ散歩』(イカロス出版)、『東京ワンデイスキマ旅』(彩流社)などがある。本書でイラストレーターデビューとなった。

<目次>

第一章 お葬式ってヤツは
 ・いざ、臨終
 逝きそうで逝かない/臨終の付き添いは、最小限の家族で/さあ、私の番/静かに、サヨナラ/とうとう覚悟のときが/古木が朽ちるように
 ・死んだら、寝かせて
 体力の限界です/とにかく寝る
 ・ちょっと待って、葬儀屋さん
 お金ないし/さまざまな選択/いい葬儀屋って?/丁々発止/お棺、おいくら?/寝ました
 ・お葬式に流儀なし
 こぢんまりと/戒名に気をつけて/お通夜/告別式/ある程度の現金を用意する
 ・あっ、と驚く香典返し
 香典さま/お金返し
第二章 お墓ってヤツは
 ・どこに眠ったって、いいじゃない
 お墓拒否/マイお墓/そのお墓、気をつけて/やめますから
 ・ここ、お墓ですか?
 花園ですか?/納骨は、ささやかに/納骨は、たったの一〇分!/お墓も個性的に
第三章 全てが終わったその後で
 ・こんなことになるなんて
 来ました、ウツ/シロかあさん/死刑から無罪/孝行娘といっていいんじゃない?
 ・みんなチョボチョボ
 これでいいかも/また会えるかも

いずれ訪れる最期の時に備えて、読んでおいて損はなさそうだ。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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