【タメ年たちの大活躍!】パン専門店「Zopf」が農林水産大臣賞を受賞。

伊原靖友さん
『Zopf』代表の伊原靖友 (Photo_Mazda)

昭和40年生まれのパン職人・伊原靖友の運営するパン専門店『Zopf』が農林水産大臣賞を受賞した。

農林水産大臣賞は、公益財団法人食品流通構造改善促進機構が毎年度開催している『優良経営食料品小売店等表彰』の一つとして設けられている賞で、今年度で24回目を数える。経営技術や地域社会への貢献、収益性と成長性の高さなどを軸に、業績を上げている全国の食料品小売店を発掘・表彰するという趣旨で開催されているものだ。

受賞した『Zopf』はわずか8坪ほどの店内に常時数百種類以上のパンが並び、1日6,000個も売れるという人気パン店だ。土日ともなると、時にガードマンも出動する店は地元千葉に限らず全国から客が訪れるほど。本誌でもインタビューに応じてもらった他、筆者も定期的に訪れている。店内に入った瞬間に目の前に広がる世界観は、まさにパンのテーマパーク。どれにしようか…とすべての棚を見終えるまでの時間は至福で、パン好きにはたまらない店だといえよう。受賞理由を見てみると

「パンは生鮮食品との考え方から常に300種という圧倒的な品揃えで、かつ手作業を重視しながら焼き立てのものを切らさないというコンセプトで販売しており、また店づくりについても、お店の外から中を見せず、扉を開けた瞬間、お店に溢れるパンという驚きを演出して顧客の心をつかみ、地域の消費者の支持を得ている」(『OFSI 2015年3月号』より)

とある。パンを買いに行くという行為の喜びを演出したことが高く評価されたカタチだ。せっかくの授賞式前日に農林水産大臣の辞任でミソがついてしまったのはなんとも残念だが、ともかくパン好きならこれを機にぜひZopfに足を運んでみてほしい。

伊原は1983年にパン職人になることを決意し、神奈川県平塚にある『シェーンブルン』で修行を始める。86年に実家に戻り、伊原の父が開いたパン店を継ぎ、2000年に『BackstubeZopf』にリニューアルオープンした。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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2件のコメント

  1. いつも気にしていただきw
    ありがとうございます!
    是非パン送らせていただきますので、送り先ご指示ください(^^)

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