昭和40年生まれの江戸研究科・善養寺ススムが、江戸のくらしについて解説する入門講座『熈代勝覧と絵で見る江戸の商人クラス』の講師を務める。
江戸時代から五街道の起点として人や物や情報が行き交い、商業・文化の中心として栄えた街・日本橋につくられた学校が日本橋 街大學だ。日本橋三越本店が主催しており、歴史や食、スポーツや語学など、さまざまなジャンルの講座が用意されている。その一つとして開かれるのが本講座だ。
日本橋は魚市だけでなく青物市もあった? 陣笠問屋に合羽問屋は何を売る店? 町駕籠、六十六部、棒手振、たが屋、蕎麦屋の出前、それぞれどんな仕事なのか? 江戸の人々と暮らしについて学ぶのが本クラスとなっている。残念ながらすでに受付は終了しているが、江戸の庶民の暮らしがどのようなものであったのか、興味をそそる。今の我々の生き方にも活かせるような学びがあるかもしれない。次の機会があればぜひ参加してみてはいかがだろう。
<日本橋楽部 [バシビト]熈代勝覧と絵で見る江戸の商人クラス>
講 師:善養寺ススム
日 程:3/12(木)~全1回 (夜講座 19:15-21:15)
学 費:7,560円 (テキストとして『絵でみる江戸の町とくらし図鑑』付)
場 所:日本橋三越カルチャーサロン
定 員:30名
講師を務める善養寺ススムは、江戸260年間に育まれた「江戸の間思考(ましこう)」を研究。時代小説のお供にシリーズ『江戸の用語辞典』『江戸の町とくらし図鑑』『江戸の人物事典』『江戸の女子図鑑』の他、『カジュアル着物ブック』『東海道中栗毛弥次馬と江戸の旅』を執筆している。イラストレーターとしても活動中だ。
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