友人の息子さんが引越関係の仕事をしていて、ある日引越主からアナログレコードをもらってきたとのこと。お父さんが聞くんじゃないかともらってきたいい息子なのだが、彼はアナログ盤を再生することが出来ない。その上、こんなに大量の趣味の物を家に置いたら女房が怒ると言う。
「いる?」「いるっ!!」と、アナログ盤マニアの僕は喜んでいただくことにした。
LPレコードが150枚くらいとドーナツ盤が50枚ほどのコレクションで、眺めていると実に楽しい。聖子ちゃんとキョンキョンはほぼすべてあるんじゃないかというほどの枚数ながら、明菜ちゃんは1枚も見当たらない。うーむ。そして出たーっ、伊藤つかさちゃんのファーストアルバム『つかさ』だ。眺めていてわかったのは、このオーナーはちょいと歳上で昭和37年前後男じゃなかろうかということ。僕らが中学生の頃欲しかったアイドルのレコードがたくさん揃っている。その頃きっと高校生くらいだったから買えたのではなかろうか。
この想像がさらに確信になっていくのが、洋楽のコレクション内容だ。大学に入ったら洋楽だぜとでも言いたげな、80年代のタイトルが並ぶ。そして彼はディスコに通っていたはずだ。ドーナツ盤にディスコナンバーが多く、パワープレイされていただろう曲が多くコレクションされていて、きっとナウでヤングな方だったのだろう。LPを見るとディスコ系だけでなく、洋楽全体にハマっていることがわかり、これに関しちゃ実に幅広いタイトルが集められている。センスがいいセレクトだと、きっと歳上の方ながら偉そうに思う。
僕のコレクションを人が見たらきっと昭和40年男とは思ってもらえないだろうな。ヘンドリックスにオーティス、サム・クックやシカゴブルースがバッチリ揃っていて、60年代のものがもっとも多い。そこにクイーンやロッド・スチュワート、エアロスミスといった70年代後半以降の洋楽ブームを支えた、やや新しめのものが混じっていたりする。その間を埋めるツェッペリンやザ・バンドなんかも充実しているのに、なぜかビートルズが1枚もない。兄弟姉妹がたくさんいたんだろうなんて想像されたりするかもしれないな。
彼のコレクションに話を戻す。唯一謎なのが、ドーナツ盤から出てきたコイツだ。アイドルとしてとらえたのか。それとも曲に惚れ込んだのか(僕は大好き)。あっ、お父さんが好きだったから父の日に買ってあげたのかもしれない。そう思えば合点がいくのだが…、ちょっと引っかかっている気分だ。
先日,職場の大掃除で,某テクニクスのレコードプレーヤーが廃棄寸前だったのを救出しました\(^o^)/
たぶん,視聴覚機器としてラックにあったので,年式の割に実稼働時間は少ないだろうと思います。普段使いじゃなくストックとして保管しているプリメインやカセットデッキは,その手の類いばかりなので,年式の割には綺麗な状態なものばかり^^>ネコババではなくて,あくまでもリユースですから(ばく)
「シスコン」「セパコン」なんて言葉も,もはや死語なんでしょうね…
久し振りにレコード盤に針を落としてみようかなぁ~>これも死語?^^
テクニクスのプレイヤーとは、当時を思い出しますね。ナイス救出です。
僕もここの所プレイヤーはノーメンテだったので、この〆切を超えたらキッチリと手をかけようと思ってます。
『アナログ盤』という言い方、いまだなじめず。w
『レコード盤』ならわかる。(昭和のおやぢ)
『CD』をデジタル盤って言わないしね! 年末のTV番組レコード大賞のままだし。
レコードジャケットって芸術的ですよね!CDだと小さすぎ。でも、バーコード入りっていうのは、いただけない。
ドーナツ盤を沢山持ってる人が、聴くためにジュークボックスの中古品を買うという話を数年前からよく聞きます。
私は2年前にプレーヤーを買いました。USBでPCにつないで録音できるタイプ、直接USBメモリーにもデータ落とせます。(約6千円≒オモチャ)
英国王子が近くに泊まっているらしく、今夜はふらふら飲んで歩くのは危険。職質されそう。ww
我が家の壁には、レコードジャケットを飾るための細工がしてあります。交換すると部屋の雰囲気が変わって楽しいですよ。
夢を見る人形とみんな私を呼ぶの