ソニーは、イヤホン一体型のスポーツデバイス『SSE-BTR1』を3月7日より発売する。
温かくなると、スポーツをしたくなる。今号の『昭和40年男』の連載『昭和40年男のための健康講座』で、「スポーツと健康」を取り上げている。まさに“運動しないとお先真っ暗!”な内容であった。しかし運動するにも、体にどんな良い影響があるのか、目に見えないと励みにならない。そこで今回スポーツデバイスの最新の商品を紹介する。
耳に装着してランニングログを記録できるスポーツデバイスがそれだ。コンパクトなボディに6種類のセンサー(心拍、加速度、GPS、コンパス、ジャイロ、気圧)を内蔵し、11種類のランニングログ(心拍数、消費カロリー、距離、時間、スピード、ペース、ピッチ、歩数、ストライド、走行ルート、高度)を計測・記録する。また、16GBのメモリーを内蔵し、最大約3900曲の楽曲を転送可能(1曲4分、128kbpsで換算)。スマートフォンなど複数のデバイスを身に着けずに、これ1台で、ランニングログの計測と音楽の再生を利用できる点が特徴だ。さらに、心拍数をリアルタイムに計測し、事前に設定したユーザープロファイルと目標心拍数をもとに、その時のランナーの状況に応じた最適なテンポの楽曲を自動選曲・再生する。また、スマートフォン専用アプリとして「Smart B-Trainer for Running」を用意。ダイエットや体力づくり、レースへの参加など、目的やレベルに応じたトレーニングメニューを設定し、最適なプランを作成できる。トレーニングメニュー選択後、「SSE-BTR1」にBluetoothで転送して、すぐにトレーニングを始められるという。メニューには、ベーシックトレーニングに加えて、プレミアムトレーニングとして金哲彦氏(ナイキランニングアドバイザー)監修のメニューや、アシックスが提供するトレーニングプログラム「MY ASICS(マイアシックス)」と連携したメニューを提供する。バッテリーは、リチウムイオン充電式電池を内蔵し、充電時間は約1.5時間。バッテリー駆動時間は、トレーニングメニュー動作中でGPSオンの場合が約3時間(Bluetoothオン)/約4.5時間(Bluetoothオフ)、GPSオフの場合が約4時間(Bluetoothオン)/約6時間(Bluetoothオフ)。音楽再生のみでGPSオンの場合が約3.5時間(Bluetoothオン)/約5時間(Bluetoothオフ)、GPSオフの場合が約6時間(Bluetoothオン)/約13.5時間(Bluetoothオフ)。防水性能も備え、重量は約43g。ボディカラーは、ブルー、ブラック、ピンク、ホワイトの4色がある。価格は27,000円前後(税抜)。
運動の成果を日々確かめながら、運動効果を実感できるのがいい。これで運動が続けられそうだ。