昭和40年生まれの小学校教師・藤本邦昭が著した書籍『実務が必ずうまくいく 研究主任の仕事術 55の心得』(明治図書)が近日刊行予定だ。
同書の序文によると、
「校内研修に対する職員間の温度差が大きく、研究推進に様々な困難を伴うケースも少なくありません。そんな中でも、研究主任は自校の課題を的確にとらえ、その解決方法を模索し、職員集団を動かす必要があります。
そして何よりも、目の前の子どもたちに確かな学力・豊かな心など、しっかりと向上的な変容をもたらさなければなりません」(公式サイト「はじめに」より引用)
とある。つまり、職員を動かし、子供を伸ばす学校運営のキーマンが研究主任の役割といえる。
そうした研究主任の実務をサポートするのが本書だ。校内研修の計画書づくりから、研究授業、研究発表会のプロデュース、職員の負担感の軽減まで、研究主任業務の表も裏も知り尽くした藤本が、実務の勘所と役に立つ仕事術をまとめており、若葉マークの研究主任ならぜひ読んでおきたい内容となっている。
藤本は、熊本大学教育学部卒業後、私立高校の講師を経て熊本県の公立小学校・中学校に勤務。現在、熊本市立高平台小学校教頭を務める。全国算数授業研究会総務幹事、基幹学力研究会世話人、日本数学教育学会小学校研究部、少林寺拳法熊本海西副道院長(正拳士五段)でもある。
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