昭和40年生まれの映画監督・演出家の本広克行が監督を務めた映画『幕が上がる』が、2月28日より公開される。
本広克行は、織田裕二主演の大ヒットドラマ・踊る大捜査線シリーズで演出・監督を務めたことで広く知られる存在だ。高校を卒業後、映画学校、映像制作会社を経て、96年に『7月7日、晴れ』で監督デビュー。2003 年に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、日本映画(実写)興行収入記録歴代1位の座を獲得した。近年は後進の指導やアニメ作品への取り組み、地元香川県の映画祭のディレクターなど、幅広い活動を続けている。
その本広の最新監督作品となる本作は、世界的な劇作家であり演出家である平田オリザの原作を、ももいろクローバーZの主演で映画化。脚本を『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が手掛け、昨年ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞した若手女優・黒木 華の他、ムロツヨシ、志賀廣太郎、清水ミチコらが脇を固める。物語の舞台は地方の弱小演劇部で、演劇経験を持つ新任教師に刺激され全国を目指すというもの。世代年代を問わず共感・感動できる青春映画に仕上がっているというから期待が集まる。
主演のガールズユニット・ももいろクローバーZの5人は、次世代の新人プロジェクトとして結成され、09年8月に『ももいろパンチ』でインディーズデビュー、10年5月に『行くぜっ! 怪盗少女』でメジャーデビューした。女性グループ初&史上最速・結成6年での開催で話題を集めた昨年3月の国立競技場ライブでは2日間でライブビューイングを合わせて15万人を動員したことでも注目を集めた。テレビCMやバラエティ番組でも活躍中だ。
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